4週間ぶりの開催となった四国サッカーリーグ。春野球技場ではllamas(リャーマス)高知と高知ユナイテッドSCの高知ダービーが行われます。夏の盛りの13時にキックオフ、観戦する方もプレーする方もいちばんの敵は暑さです。
今回の試合はllamasの持ちゲーム。なので高知ユナイテッドSCの横断幕はアウェー側に掲げられています。サポもホーム・アウェーに分かれるのですが、観客はllamas側・ユナイテッド側が多少混在している感じです。言っても四国サッカーリーグ、Jリーグほどのシビアな対立はありません。
順調に勝ち点と得失点差を稼ぐ高知ユナイテッドSC。この日も大量ゴールが期待されます。
一方ホームのllamas高知はここまで残留圏ギリギリの6位。ここで何とか踏み止まりたいところです。そのllamas側のキックオフで試合が始まりました。
開始早々、高知ユナイテッドSCがllamas高知を攻め立てます。前半7分に菅原が決めてまず1点。
直後の9分には田口のヘッドが決まり2点目。早速優位に試合を進めます。
前半半ばの給水タイム。今日は1試合のみなので、まだ涼しい午前中開催にできなかったのかとは思いますが、いかんともできません。サポからは観客に向けて「本当に危ないと思ったら帰っていいですからね~」という呼び掛けさえ飛んできました。
5分ほどの給水タイムを経て試合再開。しばらくは膠着状態でしたが、38分に菅原がキーパーと1対1から正面にきっちり決めて3点目。
45分には堀江がシュートを放つとキーパーが止めきれず1点追加。これで高知ユナイテッドSCが4-0でリードしたまま、前半は終了しました。
後半開始。一番暑い時間帯、バックスタンドの木陰も狭まります。観客も選手も、何にチャレンジするためにここにいるのかという気すらしてきます。
となると、どうしても足が吊ってしまう選手は出てきます。ただ私が見る限り、深刻に足を痛めた選手は1人しかいなかったような。
そういう間にも試合は動きます。後半7分には菅原がllamasゴールの空いたところに決め、ハットトリック達成。
ところが、直後の9分には高知ユナイテッドSCがペナルティーエリアで痛恨のファウル。ここでllamas横田がPKをきっちり決め、1点を返します。これで5-1となり、しばらくはお互い最後の攻め手に欠く流れが続きます。
給水タイムを経て試合が再び動いたのは後半29分。中林がllamasゴール中央に刺して6点目のゴールを奪います。
30分には田口がゴール正面からシュートを決め、さらに得点追加。
そして34分にはゴール正面で空きスペースが生まれたところに前原が入り込み、きっちり決めてダメ押し点を奪取。
このあとllamasも粘りますが、得点は奪えずフルタイム。8-1で高知ユナイテッドSCが大勝しました。
試合後の挨拶に来た高知ユナイテッドSCのメンバー。最後のハイタッチもすっかりお馴染みになりました。
一方で、この日のバックスタンドには途中からお馴染みでない人も登場しています。
ついに高知ユナイテッドSCの新キャラ登場?あるいはいつぞやの大宮サポの段ボール戦術?
……というのではなくて、調べたら高知出身のキャラクター、安芸乃てくさんだそうです。
で、この日はマネージャーに連れられて応援に来たとのこと。
ジャーマネ!?これなんですか!!
— てくのたん夏休み@高知withジャーマネ (@techno_tan) 2017年7月30日
めちゃくちゃ暑いです!!!#高知ユナイテッドSC さんの試合に来ました(ソ^▽^)ナ⚽
ワイロはこの為のものだったのですね…!ジャーマネに至っては全力応援中ですよ(ソ^▽^)ナ📣フレフレー!#てくのたん高知帰省 pic.twitter.com/Eel1SFl2te
3次元の人間やゴリラでも身の危険を感じるほど暑い中、本当にお疲れ様でした……