大豊町怒田集落で半世紀ぶりに盆踊りが復活したのが2年前のこと。そして今年、第3回の盆踊りが開催されることになりました。昨年はモンゴル出張で参加できなかったのですが、今年は予定が合ったので、出かけてきました。
会場のふるさと館には盆踊りの幟が立っています。一昨年は見かけなかったのですが、回を追うごとに賑わうようになってきたというところでしょうか。
平地では早場米の収穫と二期作の田植えの最中ですが、ここは四国の山の中、稲はまだ青々としています。
田圃の傍のコンクリに、なにやらくっついています。
よく見ると小さなカエルでした。
立ちはだかる壁を乗り越えるのは難しく、飛び上がってはひっくり返っていましたが、そのうち側溝伝いに去っていきました。
ずらりと並んだ提灯。午前中に飾りつけを済ませてしまいます。盆踊りには特に大口のスポンサーもないので、企業名等も入っていません。
集落の人々に本学学生、教員も加わり、ああだこうだと言いながら、提灯の飾り付けが完成しました。高齢の人が多いので、休憩用の椅子やベンチも並んでいます。
踊りの輪の中心には櫓も組まれています。普段は静かな集落の広場が、徐々に祭りモードになっていきます。
午前中にあらかたの準備が終わったので、ゆっくりお昼ご飯。この日はカレーをよばれました。家に戻った人が結構いたので、1人当たりの量はかなり大盛りになっています。
ただしばらくすると、突然雨が降り出しました。当然ながら屋外での盆踊りなので、とにかく開始時間までに止んでもらわないと困ります。時折雨粒が大きくなり、その分不安も増しますが、夕方までには何とか天気が持ち直しました。
雨が止んだら屋外での準備再開。こちらは午前中に組んだひな壇ですが、何に使うかというと、
射的の的の台でした。手前のゲートは風船で飾り付けられ、隣の水風船釣りと一緒に、帰省してきた子どもたちを待ち構えています。
水鉄砲の景品もいろいろ並んでいます。水鉄砲を見たらそこそこ大きいですし、大当たりを期待してしまう子どもたちもいるのではないかと。
会場入口辺りの準備も順調、駐車場の案内も出てきました。段ボール製なので雨が降ると厄介ですが、どうも何とかもちそうな塩梅。あとは、参加者が来るのを待つばかりです。
ここで怒田に移住した本学卒業生によるクラウドファンディングについて、頼まれてもないのですがあらためて宣伝。かつて公民館として使われた建物を改修し、地域NPOの事務所として使えるようにしたいというプロジェクトです。
主な目的はNPOの活動拠点づくりとは思いますが、それ以外にもこんな3つの目的があります。「ここに行けば誰かと話ができる」「ここに行けば何かがもらえる(もらってもらえる、置いといてもらえる含む)」という場、あった方が良いですよね。
以下がプロジェクトのリンク先です。8月16日時点で、残り18日となっています。
その他の情報につきましては、以前のエントリもご覧くださいね。
で、本番の様子は後篇にて。