ワークショップ最終日、ようやく晴れました。翌日は朝早く出発しないといけないので、1日だけでも良い天気のポートランドを見ることができ、安堵のような気持ちが湧いてきました。
この日は午後に成果報告会があるので、午前中はその準備。グループに分かれて、学んだ内容をポスター発表にまとめるのですが、そのポスター用紙が普通の模造紙かと思いきや、模造紙大の付箋でした。付箋ですからセロハンテープ等を使わず、そのまま貼れてしまいます。日本でも探せば見つかるかも知れませんが、付箋にあるまじきサイズに不覚にも圧倒されてしまいました。
報告会前に少しだけ時間があったので、お昼ご飯を買っておきます。大学内の学生会館なんですが、ちょっとしたフードコート並に店が並んでいました。
いろいろ見て回りましたが、結局買ったのは普通のサンドウィッチ。普通、といっても結構なサイズです。一回りぐらい小さくても構わないから、もう少しリーズナブルなものはないのか、とも思いましたが、実際そういう需要ってないもんなんでしょうか。
簡単に昼食を済ませ、成果報告会の準備再開。といっても、私自身はグループ発表にも準備にもあまり貢献できていないので、その点は反省点ですが……
報告会は大学のさまざまな関係者を招いて行われます。受付には日の丸にポートランド市と大学の旗。外国から参加者を招いてワークショップを開いたというのは、主催者側にとってもアピールになる実績なのでしょう。ってか、そうであってほしいものです。
そして報告会は盛況で終わり、その後は修了式。正規課程の卒業式・修了式よろしく、ガウンに角帽姿で修了証書を受け取ります。実は在籍した大学でも大学院でも、ガウンや角帽を着用する機会がなかったので、この年にして生まれて初めて博士らしいコスプレ恰好をすることができました。
終了後の軽食会。ここ数日の経験で、サラダに対する受容度が私の中で変わっています。似たような経験は肉食乳飲文化のモンゴルでもありましたが、アメリカに来てまで、というのは予想できていませんでした。
そして注目がこちらのコーヒーサーバーで、ポートランド州立の名を冠したコーヒーです。どういうブレンドなのかは聞きそびれたのですが、大学オリジナルのものがあると言われると、気になるものです。高知大学も、と一瞬思ったのですが、むしろ隠れた茶処土佐という土地を考えれば、和紅茶の方がいいかも知れませんね。
4日間のワークショップはこれにて終了。近くの店でお土産を探します。帰りにアーバン・センターの近くを通りかかると、大学の敷地から路面電車が出てくるところでした。
終了後はワークショップ同窓生と連れ立って、中華料理店へ。地元っぽい店を探すのも手ですが、一番大事なのはポートランドのビールが確実に飲めることなのです。
中華料理店なのに、なぜかあったサッポロの電飾。これが北海道なら手を出していたところなんでしょうが、ここは旅の最終日。あくまで地元のものにこだわります。
良し悪しはとにかく、おおらかな給仕を相手にしつつ、それぞれビールが進みます。打ち上げの席、と言えばその通りなんですが、それぞれの関心はむしろ帰国後どうするか。ワークショップの成果を自分だけ身につけて終わり、ではいささか寂しいわけで、むしろ大事なのは成果を日本でどう発展させられるか。私自身もいろいろ方法を考えないといけません。