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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2016よさこい祭り・本祭2日目昼の部にて

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 今年のよさこい祭り2日目。去年とは違うところに行ってみようということで、万々競演場に行ってきました。

 

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 万々競演場は高知市内の西北、JR円行寺口駅を北に上がってすぐのところに設けられています。会場手前では地方車が列を作り、今か今かと出番を待っています。奥の交差点を超えたところ、観光バスが右折しているすぐ先から、演舞は始まります。

 

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 競演場は幅二車線、決して広くない上に、観客のスペースは細い歩道だけなので、とにかく踊り手と観客の距離が近いです。踊り手とぶつかるかも知れない、と思うこともままあります。

 

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 まずやって来たのは、高知大学南溟寮(男子寮)の連。いきなり身内ネタで済みません。

 

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 ギターとドラムをトラックに積み込み、今年も生演奏です。

 

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 簡素な地方車に少人数ではありますが、それでも毎年参加を続けています。

 私は学生寮に住んだ経験はないのですが、細々とでも受け継がれるノリというのは、どんなところでもあるんだろうなぁと。

 

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 一方、同じ高知大学でも本格的な連・サークルはいくつかあって、医学部の連が直後に登場しました。

 

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 間もなく演舞開始。左側先頭の踊り手さんが首からかけているのは、各競演場・演舞場で個人賞として贈られるメダルです。メダルの形は競演場や演舞場ごとに異なっていて、中には鳴子を模したものもあります。これが貰えたらまたとない自慢のタネになるでしょうね。

 

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 続いては、伊予西条からやってきた祭彩華。

 

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 地方車は地元のお祭りをモチーフにしたものだそうです。

 

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 よさこい祭りには全国から連がやって来ますが、その目的の1つが地元のPRです。伊予西条以外にも、よさこい踊りと共に地元の祭をアピールする連が登場します。

 

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 そんな連の1つが、福山からやってきた支志團。これからスタート地点に向かうところですが、

 

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 万々競演場はバス道になっていて、演舞時間中も南行のバスだけは入ってきます。そして、演舞が始まるか始まらないかという時に、ちょうど通りがかって来たのでした。

 

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 バスに注意しながらの演舞というのもなかなか大変そうですが、事故が起きたという話は寡聞にして聞きません。

 

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 続いては関西から参加した逢坂夢帆。

 

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 明るい色の衣装が、蒸し暑い盛りでも爽快に映ります。

 

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 もちろん地元勢も続々と踊り出します。こちらはご存知帯屋町筋。

 

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 地方車の後部を撮ってみました。地方車の多くは後部が全てスピーカーになっていて、ここから強烈な大音響を発していきます。高知の中心街なら祭りの期間中はどこにいてもこの音響が聞こえるぐらいで、それが間近で鳴るとなったら、やかましいとかそういうレベルを超えています。音って振動なんだ、というのを否応なしに体感します。

 

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 またもバスが通る中、踊りはじめた帯屋町筋の面々。

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 100人を超えるメンバーが細い競演場に繰り出すので、その長さたるや。それでいて、後ろの方まで動きが揃えられるんですから、驚くよりありません。

 

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 続いてはJR四国。車内放送のチャイムとアナウンス、そして汽笛一声の下、演舞スタートです。

 

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 特急と同じく、地方車アンパンマン仕様。鉄板のコンテンツです。

 

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 踊り手に駅員も交じっての演舞。衣装なら暑さ対策もいろいろできるのですが、制服となると、大変ですね、というよりほかありません。

 

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 商店街と言えば帯屋町筋だけではなくて、大橋通り商店街の連も登場します。

 

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 昔の物売りに続いて、100人を超える踊り手たちが進んでいきます。

 

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 次に登場したのは四国ろうきん

 

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 今年も踊り手にマスコットが加わっています。右側の青い子がロッキー、左側のピンクの子がピンキーという名前だそうです。それにしても、この暑い中、二羽とも本当にお疲れ様です。

 

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 続いては華・男衆。黒づくめの男集団が、派手な衣装の多い中で異彩を放ちます。

 

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 直後に登場したのは岡山に拠点を置く俄嘉屋。

 

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 先程とは打って変わって、爽やかさを感じさせる衣装と踊りです。

 ただ、晴れた夏の昼下がり、屋外での観覧は流石に堪えました。残りはテレビ中継を観ることにして、会場を後にします。

 

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 万々競演場の終点近く。踊りの列は夜まで絶えず続いていきます。