はりまや橋付近からの賑わい人が、少し落ち着き始めるような辺りに、知寄町一丁目停留所があります。
交差点を超えた先、互い違いに設けられたホームのうち、こちらが東行。広い電車通りで幅に余裕があり、折り畳み式のベンチもあります。
ここからさらに真っすぐに知寄町二丁目、知寄町、知寄町三丁目と進んでから、電車通りを離れて後免へと向かいます。
ホームの反対側を、鏡川橋行の2003号車が通ります。車体と書類上は、土佐電で一番新しい電車です。
電車の奥には、知寄町二丁目、知寄町の停留所、その奥に見える電車は、知寄町三丁目に停車中でしょうか。遮るもののない一本道なので、さらに先の鉄橋まで見通せます。
2003号車が過ぎていった、西行のホーム。こちらの先は菜園場町の先のカーブまで、西方向に真っ直ぐ伸びています。
こちらもベンチが置かれています。
黄色の屋根、緑色の掲示板。「とさでんの停留所あるある」にそのまま出せそうなホームです。
今度は後免行の電車がやって来ました。
とさでんの後免行と言えば、赤色に白文字で「ごめん」と大書きされた菱形の行先表示板があまりにも有名ですが、超低床車両のハートラムと、車体は新しい2001~2003号車は掲示ができません。なので、2001号車の場合、行先表示幕が赤文字になっています。
2001号車の後に来たのは、土佐電の主力600形。後免町から伊野まで、どこでも見かける正面二枚窓の電車に乗って、停留所を後にしました。