先月末に東北6県を旅してきました。JR・第三セクター、ローカル線メインの旅です。
東日本大震災で不通となったJR山田線の宮古-釜石間。協議の末に第三セクターの三陸鉄道に移管された上での復活が決まり、その後始まった復旧工事は昨年で完了、この春の開業に向けて、準備が進められてきました。
この区間は、日本の旅客鉄道路線の中で私がまだ乗ったことのない、残り少ない区間です。それだけに、運転が始まったら早く乗りに行きたいと思っていたところです。もっとも、そんな折に倒れてしまい、一時はとても遠出のできる状況ではなかったわけですが、月日の経過とともに気力や欲は甦ります。体調不安もあればこそ、いやそんな理由で鉄道旅を不安がってるようではこの先どうするんだ、それで病に勝てるのかという妙な論理が頭を支配します。
となると、新たな三陸鉄道線に加えて、これを機会に東北地方で行ってみたいところ、再訪したいところもいろいろと出てきます。旅行期間を長く取り、1日当たりの移動距離を抑えれば問題ないだろう、それこそ各県1泊するぐらいの勢いでどうだ、だんだん体調を考慮しているのかいないのか分からなくなってきましたが、とにもかくにも余裕があるのかないのかな旅程を立てていきます。
学会出張からの流れでJR東日本エリア内に突入し、北海道・東日本パスを購入。画像の通りの区間なら普通列車が7日間乗り放題、1日当たり1,550円という破格のチケットを手に、これから東北への旅を始めます。
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