アメリカはミネソタ州セント・ポールで行われた第29回全米サービス・ラーニング年次大会に参加すべく、2度目の訪米に出てきました。その記録を、今回から少しずつ書いていきます。
まずは東京まで出るべく高知龍馬空港に行くと、開催中のゴルフトーナメントの大きなパネルが出ていました。高知に春到来を告げるトーナメントは、「土佐のおきゃく」のクライマックスと合わせて開催されます。あぁ、おきゃく……街中で昼呑み……orz
と未練がましいことを言ってるわけにもいきません。気持ちを振り切り、羽田行の飛行機に乗り込みます。
飛行機は無事到着し、ここから成田へ。直通のアクセス特急は本数が少ないので、途中乗り換えになります。
京成高砂で電車を降りて、やって来たのは本線経由の成田空港行。スカイアクセス線と比べると大回りではありますが、すぐに発車して早く着くのはこちらです。
電車に乗り込むと、上野動物園のパンダの一般公開記念乗車券の中吊りがありました。元関西人からすれば、パンダの一般公開の何が珍しいのかという気もしますが、まぁ地理的条件を割り引いて考えて差し上げるのが優しさかなとも思います。ただ、だとしても下の二匹はどーなんだ。
電車は成田空港に到着。今回は第2ターミナルからの出発です。目的地はミネアポリス・セントポール空港なのですが、今回はダラス・フォートワース空港での乗り継ぎになります。アメリカでもかなり北にあるミネソタ州に行くのにテキサス経由ってのも、考えてみれば凄い話ですが、それだけフォートワース空港がハブとして便利ということなんでしょう。
ダラス・フォートワースからミネアポリス・セントポールへはアメリカン航空で向かいます。出発時間が変更になっていますが、10分とは言え前倒しになるのは経験した記憶がありません。
フライト情報。華氏表示の気温がある辺りで、訪米する実感が湧いてきます。
フォートワース行の飛行機に乗り込む頃には、ほとんど日が落ちてしまいました。ここからまずは11時間、太平洋を横断します。
アメリカン航空はwi-fiサービスを提供していますが、自社サイト以外は有料のようです。もっとも、個人的には機上でまでネットにつながっていたいとも思わないので、普段読めなかった本を読んだり、すると眠くなったりしながら過ごします。そうするうちに、夕食の時間となりました。
初めて国際線に乗ってから20年以上、いい年をして機内食も珍しくないはずなんですが、ついつい撮ってしまうのは我ながら何なのか(苦笑)
で、朝食の焼きそばも撮ってみます。夜間の長時間フライトということもあり、照明が落ちてシェードも全て下りているので、朝食と言っても暗い中であまりイメージがありません。
そうする間にも飛行機は進み、アリューシャン列島南からカナダ上空を経てアメリカに入り、ニューメキシコ州アルバカーキの上空へ。テキサス州もだいぶ近づいてきました。
フェニックス、アルバカーキ、オクラホマ、ウィチタ。西部劇やこの辺の音楽に出てきそうな地名が並び、妙な感慨を覚えます。そんな中で飛行機はいよいよテキサス州の上空に差しかかります。フォートワースに着けば入国審査と通関、二度目とは言え少なからず緊張しはじめました。
[次のエントリ]→