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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(79)住吉通駅(とさでん交通後免線)

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 後免町から南国市の中心街を抜けて西へ。街並みがそろそろ途切れるかというところにあるのが、住吉通の停留所です。

 

 

 

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 パチンコ店のすぐ隣にある西行ホーム。小さな屋根がついているだけの細いホームです。

 

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 後免町方面には折り返し用の渡り線。その先の踏切のすぐ向こうに、隣の東工業前停留所が見えています。

 

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 東行ホーム。西行と同じく小さなホームの真ん中あたりにはバス停の標柱が置かれています。これ以上ないドアツードアの乗り換え場所です。もっとも、バスの本数がモンダとなりますが。

 

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 はりまや橋から伊野方面。停留所の手前で線路が少し曲がっているのは、並行する道路でのバスの停車スペースと、電車のホームを確保するためと見られます。この造りからすれば、昔はホームがなく道路上に降車するパターンだったでしょうし。

 

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 この辺り、高知市内の中心街までずっと並行しているのが国道195号線。駅の近くには、はるか先の交差点の案内がありました。3、400メートル先というのはよくありますが、1キロを超えるのはあまり見ない気がします。

 

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 駅の北側には小さな川が流れています。桜の木はその葉をすっかり落としてしまい、春が来るまでの長い間を待ち続けます。

 

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 ただ、春の花があれば秋の花もあります。我にとっては今こそ盛りと、小さな木が花をあちこちに咲かせています。

 

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 再び停留所に戻ることに。小径は国道と電車の線路を越え、さらに先に伸びています。

 

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 東行のホームに立つと、こんな案内がありました。婚活企画の電車なのですが、イラストに描かれているのは黄色い「おきゃく電車」。「おきゃく」とは土佐弁で宴会のこと。しかもアルコールが飲めるとうたっている辺り、あらためて土地柄を感じます。

 

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 西からごめん電車がやってきました。もっともこの辺りの東行は、すべて後免町行なのですが。

 

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 停留所に停まった電車。後免町まではもう少しです。