後免からの線路が途切れる終着駅奈半利のすぐ手前にあるのが田野駅、兼道の駅「田野駅屋」です。
後免から来た列車が他の駅を出ます。カーブの先にある奈半利側の鉄橋を渡れば、執着駅奈半利は目の前です。
奈半利行ホームから後免方面を眺めます。この辺りで行き違いができるのは、この田野駅ぐらいです。
ごめん・なはり線は田野駅付近で国道55号線のすぐそばを走ります。
そんなこともあってか、冒頭でも書いた通り、田野駅は道の駅「田野駅屋」(たのえきーや)と同じ敷地に設けられています。国道沿いの大きな案内板には、線路と列車を模した飾りが一番上に飾られていて、ここが道の駅と言うだけでないことを示しています。
和風建築の直販所。一枚板の看板が掲げられています。
そのすぐ奥に見えるのは、田野駅構内の信号機。ホームは直販所のすぐ隣にあるのです。
直販所の隣にある時計台。すぐ奥の階段を登れば、安芸や後免方面に行くホームに出ます。
ただ、この日たどり着いた時には、既に直販所は本日閉店。道の駅は既に明日に備えて、眠りについていました。
隣にある加工施設も、本日の営業は終了。気になる名物はお預けです。
田野駅キャラクターの田野いしんくん。
北川村の中岡慎太郎や土佐勤王党の面々の流れから生まれたキャラクターが、今日も人気のなくなった道の駅で、寝ずの番をします。
夕闇迫る田野駅。後はいしん君に任せ、後免方面への列車に乗って出発しました。