高知大学では今日・明日と学園祭「第66回黒潮祭」を開催しています。今回初めて参加するわれわれ地域協働学部では、実習先地域の方々の協力を得て、地域の美味しいもの・良いものを集めた「地域協働マルシェ」を本日開催しました。私は特に当番等は無かったのですが、黒潮祭全般も含めて非常に心惹かれたので行ってきました。
キャンパスに入って早々、巨大ポスターが掲げてありました。このキャラクターは「ゆず吉」。今回のテーマ「柚寿-ゆず-」を受けてのものです。
授業のある普段とは全く異なる賑わいを見せるキャンパス。この奥にある学生会館IKUS前で、地域協働マルシェが開催されました。
会場の看板。こちらは実にお堅い感じのものですが……
学生にかかるとこんな案内の出来上がり(笑)
ここにもありますように、今回は実習先地域のうち、大豊町怒田、黒潮町、香南市西側地区、仁淀川町長者地区から出店していただきました。
ちなみに、各実習地については、第1学期の実習で学んだ内容を学生がまとめたポスターがあるので、そちらを掲示していました。
せっかくなので、多少なりとも見やすくなるようズームをかけてみたのですが、やはり文字が読み取れませんねorz
せっかくなので、皆さんにもぜひご覧いただきたかったのですが、せめて雰囲気だけでも伝わればと思います。こういう成果発表が何より大事なのです。
さて、気になる各地の出店です。まず大豊町怒田からは、集落に移住した若手農家の田畑ご夫妻が営む田畑農園のゆずとゆず製品を販売しました。
実は最近の高知は朝晩が冷え込みますし、今日は曇りでなかなか気温が上がりませんでした。それだけに、肌寒さすら感じる中で飲んだゆずジュースは身体に滲みました。
香南市西川地区「にこにこ西川笑楽幸(しょうがっこう)」さんからは、特産品の山北みかんと、山北みかんを使ったジャムを出品していました。
ちなみに試食コーナーもあって、ジャムに加えて砂糖無添加のフルーツスプレッド*1を頂きました。砂糖無添加の方はみかんの味がはっきりと味わえますし、通常製法のジャムは、それこそジャムを食べる楽しさが味わえる、というのが感想です。それぞれ別の良さがあるので、うまく使い分けるのが理想ですね。
黒潮町からは、地元でプリザーブドフラワーを製造、販売するマプロックさんと、蜷川地区の皆さんにご参加いただきました。
今回マプロックさんはさまざまなアレンジ商品を出店。きれいな花がいくつもあったのですが、このウサギの表情に負けてしまってスカウトしました。
一方の蜷川地区からは、カニ汁やコロッケなどを出品。
しかも、本物のカニも登場しました。カニのマスコットではありません。正真正銘のカニです。
といっても売り物ではなくて、一緒に散歩ができるというもの。一瞬心惹かれましたが、あまり横に歩くことには慣れてないので、断念しました。
そして仁淀川町長者からは、「農家レストラン だんだんの里」さんのちらし寿司や炊き込みご飯、チーズケーキなどの出品がありました。
で、私が昼食に選んだのがちらし寿司とカニ汁。お昼前でも暖かいものが欲しかったのです。ちらし寿司はあっさり味でいくらでも入りそうな感じでしたし、カニ汁は顔を近づけただけで磯の香り、味わってみればカニの味と食感。これはヒットでした。
ただ心残りは、長者のチーズケーキを食べられなかったこと。デザートとして後で買おうと思ったら、その間に売り切れてしまいました。やはり良いものはあるうちに手に入れなければならない、今回の反省点です。
このチーズケーキに限らず、どの店も想像していた以上の売れ行きで、マルシェは予定より早く閉店することになりました。今回は1日だけの開催でしたが、初年度の試みが成功裡に終了したのは嬉しい限りです。参加された地域の皆さん、学生教職員の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!
なお、黒潮祭自体は明日も開催。引き続き楽しんでいきますよ♪
*1:M・Kさん情報感謝