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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

地域協働マルシェ2024と第74回黒潮祭に行ってきました

 

 高知大学の大学祭「黒潮祭」が今年も開催。1日目に地域協働学部が行った「地域協働マルシェ2024」、2日目のイベントに行ってきました。

 

 

 今年も高知大学の大学祭「黒潮祭」が行われます。第74回となる2024年度の開催は11月2日(土)、11月3日(日)。1日目は各学部がホームカミングデーの企画を開催、弊学部は恒例の「地域協働マルシェ」を行うことになりました。

 が、ご存知の通り当日は全国広い範囲で大雨。高知も警報こそ出なかったものの朝から土砂降りで、屋外での出店やパフォーマンスは全て中止となりました。マルシェについては中止の連絡は来ていないものの、どうなっているやらと気になって、大学まで行ってみました。

 

 

 高知大学朝倉キャンパス、地域協働学部棟の中庭です。本来ならここにテントが並んでいるはずなのですが、雨であらかた撤収しています。

 

 

 どうするのかと思ったら、教室内での開催に切り替えられたようです。一部だけ出品の都合で、外での出店のままになっていますが、流石に危なかったのか、あとから廊下に引き上げていました。

 

 

 地域協働マルシェでは、各実習地(フィールド)での学生の取り組みを示したポスター展示と、一部実習地による特産品や学生開発の商品即売、体験コーナーが設けられています。こちらはポスター展示。

 

 

 現行カリキュラムでは第2年次と第3年次にフィールドでの実習を行います。なので、実習地によっては2年生と3年生が個別にポスターを制作展示しています。

 

 

 一方、石原実習班は2, 3年生合同でポスターを作成しました。

 

 

 今年度から実習地が急増したので、ポスターの数も多くなりました。班によっては動画を制作して展示もしています。

 

 

 一方の出店は。こちらは佐賀北部の小間です。地域で生産している農産品を販売していて、ニラの取り放題なんてのもありました。

 

 

 ホームカミングデーということで、オンラインで卒業生と現役学生の交流イベントも行われました。私は招かれざる客なので少し様子を見ただけですが、オンラインのみならず実際に来た卒業生もいて、学生には良い刺激になったのではないかと思います。

 

 

 翌日の3日は、前の日がウソのような快晴。心置きなくイベントを楽しめます。

 

 

 出展や展示は学内団体のみならず、外部からのものもあります。

 

 

 がっつり食事系の出店が人気でしたが、とりわけ行列が伸びていたのがニラ焼きそば。ここからさらに盛って400円ですから並ぶのも納得です。

 

 

 各教室での出店も恒例になっています。室内の写真公開は控えますが、今年もミニ水族館の展示がありました。

 

 

 今年目を惹いたのがとさでん交通の展示。会場でもチラシを配り歩いて告知に努めていました。

 

 

 こちらは路面電車600形の模型。車内の座席や運転席、制御器やブレーキから床下の機器類まで細かく作られています。屋根は冷房化前のスッキリしたもので、昔はこれで安芸まで走っていたのです。

 このほか、弊学卒業生やアルバイトの現役学生の紹介もありました。とさでん交通というと電車・バスのイメージが強いのですが、高知龍馬空港の地上業務や旅行取扱もやっていて、若手社員確保に向けたPRに懸命になっているのが伝わりました。

 そうそう、先日とさでん交通の新キャラクターたちが決まったのはご存知の方もいらっしゃると思います。写真はアップしませんが、既にポスターができていました。キャラクターたちについては同社の下記リンクでご覧ください。

 

www.tosaden.co.jp

 

 

 黒潮祭自体は終了しましたが、地域協働学部棟1階ディスプレイホールでは引き続き制作展『はち展』が12日まで開催中です。「絵金」弘瀬金蔵に関する調査制作、中土佐町とのコラボ作品等が展示されていますので、よろしければ。