2009年夏に大阪に現れて以来、多くの人々を驚かせ、そして虜にしてきたラバー・ダック、通称アヒルちゃんが、今年も大阪・中之島に帰ってきました。「ラバー・ダックってお風呂のアヒルでしょ?何がすごいの?」って方。まぁ、ぜひご覧ください。
さて、今回アヒルちゃんは2012年以来3年ぶりに、中之島の東側にあるバラ園に登場しました。最寄駅は京阪のなにわ橋か地下鉄堺筋線・京阪の北浜ですが、地下鉄御堂筋線と京阪の淀屋橋からも歩ける距離です。
淀屋橋の上から東の方を眺めてみました。
川の奥の方に黄色い丸いのが見えるでしょうか?これがアヒルちゃんの頭です。
って、初めて見る方にはまだ実感が湧きにくいでしょうね。さらに近寄ってみましょう。
初めて見た方は信じられないかも知れません。目を疑いたくなっても不思議はありません。ですが、これが現実、本物のアヒルちゃんなのです。さらにアヒルちゃんの近くに行きますよ。
ずもーん!!
これ、ジオラマでも何でもないですよ。歩いている人もホンモノです。正真正銘、この縮尺のお風呂アヒルです。
ようやくアヒルちゃんのそばまで来ることができました。去年の冬以来の再会です。
横顔。サイズ以外は至って普通のかわいいアヒルちゃんです。
横断幕に書かれたアヒルちゃんのコンセプト。国境、世代、さまざまな分断などお構いなしに、アヒルちゃんは世界各地で現れます。
そんなアヒルちゃんは、オランダの若手芸術家フロレンティン・ホフマン氏が作成している現代アートです。 実際には世界各地で誕生、登場するのですが、それはあくまで期間限定。大きさにはばらつきがあり、高さは数メートル程度から最大で26メートル。大きい、結構大きい、とても大きい、ものっそ大きいなどさまざまです。
そして大阪のアヒルちゃん。大きいけど、かわいいでしょう?ちなみに高さは9メートル、幅9メートル、体調11メートルほどで、不動産管理とアート事業を手掛ける千島土地(株)に所属しています。
先にも書いた通り、初めて現れたのは2009年の夏。以来、年に1~3回ぐらい大阪の水辺で浮かんでいます。2012年には尾道に旅したこともありました。今回は「水都大阪フェス2015 水辺のまちあそび」の一環で、9月の連休から10月の連休にかけて登場。10月18日には1日限定で、本拠地の住之江区旧名村造船所跡にも現れます。
アヒルちゃんが浮かんでいるバラ園は、水路をはさんで東西に分かれています。その間に架かるばらぞの橋を渡り、対岸にやってきました。
真横から見たアヒルちゃんはこうなります。進撃の巨人がお風呂に入って遊ぶにはちょうどいい大きさでしょうか。ちゃんと計算してませんが。
アヒルちゃんの近くに自動車が停まっています。アヒルちゃんと同じく黄色、なのですが、ボンネットに何かついていますね。
これまたアヒル顔。
こちらはアヒルちゃんの登場の際に必ず現れる車です(勝手にアヒルカーと呼んでたりします)。もちろんこの顔で人目をひいているのですが、アヒルちゃんが登場する時に、すぐ近くで多種多様なグッズが販売されるので、その倉庫にもなっています。
そのグッズは、アヒルカーの隣にあるバンで販売中。こちらも黄色です。その前には、アヒルちゃんのいろいろな写真が飾ってありますが、中には本物の大人アヒルの姿も。
グッズはこんなTシャツに大小のシール、ビニール傘用ステッカー、マウスパッド、缶バッジ、マグネットなどさまざま。ちなみに当方、Tシャツはこの3色+αを持ってます。
グッズの中でも 人気なのが、限定品のラバーダック。これまでもイベントごとに、ロゴとロット番号が入ったラバーダックが出てきていました。ええ、可能な限りすべての機会で、1人1羽はスカウトしています。
今回は数が一気に増えるとのことで楽しみにしているのですが、なにせ高知から大阪まで、簡単に行き来するわけにはいきません。今回は土日を利用して来ましたが、ここでスカウトできなければ、次の機会はありません。さてさて、どうなることやら。
(参考)