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ハンファ・イーグルス二軍対大阪ゼロロクブルズ練習試合@日本トーター(2026.2.19.)

 

 2026年野球初観戦は高知でキャンプ中の韓国プロ野球ハンファ・イーグルス二軍がさわかみ関西独立リーグ所属大阪ゼロロクブルズを迎えての練習試合です。

 

 

 2026年の野球が始まりました。日本や韓国のプロ野球球団が各地でキャンプを張る中、高知では韓国プロ野球(KBO)ハンファ・イーグルス二軍とKIAタイガース二軍がキャンプ中です。

 そのうち、日本トーター野球場(高知市営球場)をキャンプ地とするハンファ・イーグルス二軍がさわかみ関西独立リーグ球団の大阪ゼロロクブルズを迎えて練習試合を行います。滅多に見られない組み合わせなので、観に行ってみることにしました。

 

 

 ハンファ・イーグルス二軍は近年コロナ禍の時期を除きほぼ毎春高知でキャンプをはっていて、今年で10回目とのこと。3月4日までの長丁場です。

 

 

 球場内外には歓迎の幟がはためいています。

 

 

 この日の練習試合は関西独立リーグの大阪ゼロロクブルズが相手。耳慣れない球団かも知れませんが、大阪ゼロロクブルズは東大阪市を本拠とする球団で、創立後2012年に関西独立リーグ(初代)に参入。現在はさわかみ関西独立リーグ(2代目関西独立リーグ)に所属しています。

 

06bulls.com

 

 もっとも、大阪には以前に大阪ゴールドビリケーンズという独立リーグ球団(2009年関西独立リーグ→2010年ベースボール・ファーストリーグ)があり、その消滅後に当時監督だった村上隆行氏が当時の選手とともにブルズを立ち上げた経緯があり、ブルズはビリケーンズの実質的な光景球団と位置付けられます。さらに、村上氏は元近鉄バファローズ・大阪近鉄バファローズの選手でもあり、球団名やユニフォーム等からも、球団合併によって消滅した(大阪)近鉄バファローズを受け継ぐ意識が感じられます。

 そしてもう1つ注目されるのが、今季からダース・ローマシュ匡監督が就任したこと。北海道日本ハムファイターズを引退後、長くダルビッシュ有のマネージャーを務めていて、これが久々の球界復帰です。

 

 

 一方のハンファ・イーグルスは1986年にピングレ・イーグルスとしてスタートしたKBOの中でも古株の球団。長くパスワード扱いされるほどの低迷が続き(というかパスコード)、その後も低空飛行が続いたのですが、近年本拠地大田(テジョン)に新球場ができるなど環境の整備もあり、2025年シーズンはレギュラーシーズンで2位につけ、プレーオフを制して韓国シリーズに進出しています。

 

strike-zone.jp

 

 

 本日のスタメンが発表されました。ゼロロクの4番蓮は直前のオフに横浜DeNAベイスターズから移籍した鈴木蓮です。

 

 

 試合はゼロロクがビジター、ハンファがホームになります。ハンファ先発はイ。アナウンスを聞いた限りはイ・ドンヨンだと思うのですが、自信がありません。イは走者は出しますが崩れはせず、2イニングを無失点で抑えます。

 

 

 対するゼロロクは池本が先発。こちらも初回をゼロに抑えます。

 

 

 2回裏、練習試合ということもあってか、ブルズは早くも党首交代に出ます。2番手は川崎、ダース監督からマウンドを任されたところです。川崎もハンファ打線から失点を許しません。

 

 

 直後の3回表、ハンファも投手を代えてきます。2番手で上がったのはキム、背番号40です。背番号を書いておいたら調べやすくはなるでしょう。本エントリ執筆時点でハンファのサイトに今季のメンバーはまだアップされていませんが。

 

 

 さてその3回表、ゼロロクは2死一二塁としたところで、3番岡田がライト前にヒットを放ちます。ここでライトは二塁走者のホームイン阻止を諦め、三塁を狙った一塁走者を刺しに行きます。これで挟殺プレーが成り立ちましたがゼロロクには1点が入りました。

 

 

 続く4回表もゼロロクが得点。1死三塁から久保の犠牲フライで1点を追加します。

 

 

 5回表、ハンファは3番手にヤン(背番号103)を送ります。ヤンはこの回をきっちり抑え、ゼロロクの攻勢を止めました。

 

 

 その裏、ブルズも3番手を送ります。登板したのは木山、こちらも無失点です。

 

 

 6回表、ハンファのマウンドにはキム(背番号14)が上がります。他にもいろいろシートの変更があったようですがよく分かりません。こちらのキムはご覧の通りの再度ハンドでゼロロクの打者を翻弄します。

 

 

 ハンファは7回も投手交代。ここで登場したチョンは背番号47、日本では左腕の背番号ですが右腕です。こちらも無失点。

 

 

 その裏、ゼロロクが起用したのは村尾です。

 

 

 ただその村尾は調子が上がらず、1死満塁としたところでダース監督は山口にスイッチします。

 

 

 ここでハンファはキム(背番号118)がレフト前にタイムリー。2者を還して同点とします。

 

 

 直後、8回表のマウンドに上がったのはカン(背番号69)。無失点リレーを続けます。

 

 

 その裏には瀧川が登板。こちらも失点を許しません。

 

 

 9回は表をウォン(背番号48)が抑えると、裏には尾崎が登板。

 

 

 尾崎は1死一塁の場面を作ったものの、最後は内野の強い当たりに対して4‐6-3の併殺が決まります。延長はなく、9回で試合終了となりました。

 

 

 最終スコア。ヒット数の割に両軍投手が要所を抑えた感じです。打者の見逃し三振が多いのは気になりましたが、まだ目慣らしの時期なのか、ベンチの指示が絡んでいるのか、いろいろ可能性はあるので一概に悪いとは言えないでしょう。エラーらしいエラーもなく、しまった試合だったと思います。

 

 

 試合後に挨拶をする両軍監督ら。良い練習になっていたら嬉しいですね。

 

 ハンファとKIAの練習試合予定がこちら。最終盤には春野で両者の対戦もあります。NPB球団に加えてWBC日本代表のキャンプが連日報じられるところですが、高知の球春も徐々に花開いています。