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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

第19回花へんろ足摺温泉ジョン万ウォークに参加しました(2)1日目30kmコース後半

 

 第19回花へんろ足摺温泉ジョン万ウォーク1日目30kmコース、浦尻運動公園で昼食をとって後半スタートです。

 

 

 第19回花へんろ足摺温泉ジョン万ウォーク、1日目は30kmコースを歩いています。足摺半島の付け根、移転した清水中学校の跡地にあるチェックポイントまでやって来たところです。ここまでの足取りは以下エントリを。

 

www.3710920.com

 

 チェックポイントでお昼ご飯を食べて、ここから足摺岬のゴールまで半島の西側を歩いていきます。

 

 

 チェックポイントを出て少し歩くと、土佐清水の入り江が右手に見えます。奥には土佐清水市の市街地が広がっています。

 

 

 足摺半島を巡るルートは環境省が指定する四国自然歩道「四国のみち」に指定されています。ルートにはこんな案内板がところどころ立っています。

 

www.env.go.jp

 

 ただこれを見る限り、足摺岬はまだはるか遠く……

 

 

 透明な海、防波堤の先には太平洋。その先は……分かりません。

 

 

 海沿いを離れて峠道を登っていったところで、中ノ浜への道が分岐しています。ここからジョン万・中浜万次郎の生地、中ノ浜(中浜)集落へと向かいます。

 

 

 峠から海沿いの集落までの道は、山肌に沿って折れ曲がっています。カーブを示す警戒標識も、ひねくれたものです。

 

 

 カーブを降りてきて、来し方を振り返りました。視界の先に見えるガードレールのある道を歩いてきたのです。

 そして、下りの標識がひねくれていれば、上りの標識もひねくれています。しかし、警戒標識ってここまで写実的ではないといけないものなのでしょうか。

 

 

 山側には足摺岬に直行する県道のアーチ橋が集落からはるか高くに架かっています。岬へのドライブでは何も気に留めずに快走する道路ですが、こうしてみると迫力があります。

 

 

 中浜集落まで下りてきました。道沿いにパネルが掲げてあるので見ると、映画『足摺岬』のロケの写真でした。『足摺岬』というと田宮虎彦の小説を連想するのですが、映画は虎彦の他の小説も合わせたオリジナルの脚本によるものだそうです。

 

www.nihon-eiga.com

www.ashizurien.com

 

 

 集落の中心までやって来ました。ジョン万の生誕地だけあって、彼の顕彰碑や波乱の生涯を記したボードがあちこちに置かれています。

 ですが、むしろジョン万は明日のテーマで、しかもここからゴールまでのルートは明日のものとかなりの部分重なります。なので、この先について詳しくは、2日目に回しましょう。

 

 

 中浜集落から峠を越えて、大浜集落に向かいます。そんな途中で、1日数本のバスが私を追い抜いていきました。岬に直接向かうなら2車線で岬まで直行する県道を走るのが早いのですが、バスは地域住民の足、狭い旧道を縫って集落を回っていきます。岬めぐりのバスは走る、それを見ながらてくてく歩く。

 

 

 大浜集落にやってきました。ここはチェックポイントではないのですが、地域の方々が出て参加者を歓迎してくれています。

 おかげでこんな豪勢なお接待を頂きました。長距離を歩くのに甘いものがどれだけ効くかは身をもって知っていますし、ありがたい限りです。

 

 

 集落を抜けると再び県道と合流します。入り組んだ海岸線に、ふと小さな砂浜がありました。

 

 

 大浜集落を振り返ってみました。2日目もここを通ることになります。

 

 

 ここで再び県道から離れて旧道へ。ただここからが本当に狭い道なのです。ただそんな道でも民家も何も無いところにバス停があって、よくバスが通れるなと思います。

 

 

 臼碆(うすばえ)に着きました。ここが30kmコース最終のチェックポイントですが、スタンプだけもらうと、休憩も早々に出発することにします。

 

 

 

 臼碆の先に進むと「さくら公園」の標柱がありました。といっても公園どころか桜もない山の中なのですが、ここで道が分かれているので、その先にあるのでしょう。やーいやーいミラーに写ってやんの

 

 

 そしてその道からは謎の遺跡、唐人駄場にも向かうとのこと。これが2日目のルートになります。

 

 

 さらに足を進めて、久しぶりに集落を見ることができました。これでゴールも近づいたと思ったのですが、足摺岬はこの先の先です。

 

 

 県道に戻って大戸集落を歩いているところで、左手に公園がありました。トンボ公園だそうです。

 

 

 その先には足摺岬中学校の碑がありました。もっともその下に「山の学校」とあるので、とうに休閉校して跡地利用がなされているのでしょう。

 高知に来て11年近く、この日も含めて廃校となった小中学校は当たり前に見かけるものになりました。校舎が曲がりなりにも使われてるところもありますが、中には人の手が入っている気配もほぼ無く、朽ちるに任されたところもあります。

 もっとも、それでも学校がかけらでも残っているならまだ良いよなぁ、羨ましいと思っても良いよなぁ……とは、母校も育った街も消えて遺った者のつぶやき。

 

 

 と、足を止めている場合ではありません。歩きましょう。気がつけば臼碆からは6km近く進み、足摺岬灯台までの距離も出てきました。ゴールは灯台の手前なので、気分的には楽になります。

 

 

 足摺岬が近づいてきて、ホテルや民宿を見かけるようになりました。こちらは"TheMana Village"。昨年の高知ユナイテッドSCのホームゲームで1泊2食付き宿泊ペアチケットの抽選があったので何度も名前を聞いたリゾートホテルです。

 

 

 この辺りは海が近いだけに、津波が発生した時の避難場所がいくつも設けられています。ただそれが一般の民家の前だったり跡地だったりするのですが、おそらく極めつけはこちら。広場です。個人名+広場です。

 昨今は高知県内でもネーミングライツが広まりつつあり、ついに弊学もネーミングライツパートナーを募集することになったのですがうちの研究室のネーミングライツ1年10万円+学生の就職サポートで買いませんか、コストパフォーマンスでいえばこちらが圧倒的に強いです。

 

 

 そんな折、いきなり足摺岬のホテルが目に入りました。予想していなかったのでちょっと不意を突かれましたが、何はともあれ、ゴールまであと少しです!

 

 

 県道に出て、坂を下ればゴール地点。ガソリンスタンドのすぐ奥がスタートとゴールのゲートです。

 

 

 ゲートの手前まで来ると、スタッフがゴールテープを構えてくれています。道路を渡って遠慮なく切らせてもらいゴールイン!1日目、無事完歩です。

 

 

 つみれ汁とぜんざいがあったので、遠慮なく頂きました。途中から日も陰って少し冷えていたので、本当に染み渡ります。

 手元のスマートバンドを見ると、ここまでで40626歩、消費カロリー3211kcal。ホテルからスタート地点までの移動も入っているとはいえ相当なものです。

 明日は22kmのコースに挑戦。距離としては今日より短いですが、今日の疲れを残したまま臨むわけにはいきません。早々にホテルに戻り、温泉に入って休むことにしました。

 そして迎えた2日目についてはこちらから。

 

www.3710920.com