今年のお正月、高知大丸では高知ファイティングドッグスとナイターで対戦できる権利の入った応募型福袋を発売しました。その当選者となったチーム「キャッチボールズ」との試合が、24日夜に高知球場で行われたのですが、駒田監督と吉田投手コーチの選手出場!という話もあり、そちらも期待しつつ、観に行ってきました。
高知で行われているナイターの草野球大会の横断幕が出ています。
今回登場するキャッチボールズも軟式の野球チームで、この試合は軟式ボールを使って行われます。
公式戦でのビール販売はアサヒビールですが、この日はキリンの広告が出ていました。
駒田監督登場。はたして出場はスタメンか代打か?
一方、ブルペンでは先発が予想される吉田コーチが投球練習中(勝呂コーチは北米遠征中です)。
往年のピッチング再び。
ただ、軟式ボールはかなり勝手が違うようで、練習中は苦戦するところもありました。
実際、他の選手が練習する様子を見ても、ボールの跳ね方が全然違うのが分かります。いくら独立リーグの選手とて、簡単に勝てるようではなさそうです。
さて、いよいよ試合開始です。審判がファイティングドッグスから出ていたり、指名打者制ではなかったり、ファイティングドッグスの一部選手のポジションも含め、普段と違うところが結構あります。あと、試合は1時間半の時間制限もあります。
しかし、目を引くのはなんといってもここでしょう!4番ファースト駒田はご期待通りですが、ピッチャー吉田はなんと6番。これは完全に予想外でした。
試合前のセレモニー。両軍選手が整列したのち、記念品の贈呈式と写真撮影が行われました。
主審の号令の下プレーボール。捕手にしか見えませんが主審です。
マウンドに帰って来た吉田豊彦。関西で野球ファンを続け、特に「あの頃」の阪神タイガースを見てきた者からすれば、本当に感慨深い時間です。
一方、\横浜優勝/を成し遂げた男駒田徳広、久々のファーストミットを持ってグランドに立ちます。
いよいよ復活した投手吉田豊彦。初回はヒット2本でピンチを作るも、直後の当たりがライトゴロになって無失点でした。
その裏、ファイティングドッグスはヒットと四球で走者を出し、3番松岡のセカンドゴロが進塁打となり1死2, 3塁。
満塁とまではいきませんでしたが、お誂え向きのチャンスで4番駒田。この打席の結果はセカンドゴロでしたが、3塁から橋本が還ってファイティングドッグスが先生。なんだかんだで打点1をもぎ取る辺りが違うなぁ、と思ったりしました。
続く5番T-松本の打席で、ネクストバッターズサークルに入った吉田豊彦。プロで打席に立つ機会があったのは阪神時代ぐらいですし、正直見た記憶がありません。単に忘れてるだけでしょうが(汗
ただし、T-松本がセンターフライに倒れ、この回の打席は無し。
その後2回表は三者凡退に抑え、裏に先頭打者の打席が回ってきました。
が、まさかの初球デッドボール。まったく大事なかったのですが、観てる方としては拍子抜けでした。
ただ、ファイティングドッグスはこれでチャンスをもらいます。さらに四死球が1つずつ続き、打順トップに返って橋本がエラーを誘い、ノーヒットで1点を追加しました。
吉田豊彦は2回で投球を終え、3回には井坂が登板、ヒットは許しますがその後併殺で切り抜けます。
3回には駒田の第2打席が回ってきましたが、1死走者なしという場面もあってかセカンドゴロ凡退。ここでお役御免となり、あとはスタンドを回ってファンサービスに努めていました。
4回にはなんとライトT-松本とピッチャー井坂が交換。T-松本はヒット2本を打たれつつも無失点に抑えると、5回には山下が4番手に上がり、こちらは結果打者3人無失点となります。
6回になると時間切れが近づき、このイニングを持って試合終了のアナウンスが流れます。今度は橋本がマウンドに上がりましたが、1死満塁のピンチから6番西村の当たりがエラーとなると、7番菊池の当たりは走者一掃の3塁打!キャッチボールズが逆転に成功します。
4-2となった6回裏。ファイティングドッグスは早々に2アウトまで追い込まれたものの、方田への死球やエラーで息を吹き返し、平野の2ベースでまず1点を取ります。
その後は審判だったはずの銀次郎が打席に入り、内野ゴロの間に2点を採って逆転サヨナラ、かと思いきや、
その後アナウンスがあって4-3でキャッチボールズ1点リードで試合終了。即席のヒーローインタビューも開かれて、楽しい試合になりました。
この福袋企画は抽選になったそうで、希望チームはまだあることでしょう。ぜひ来年も期待したいところです。
なお、当日の様子はファイティングドッグスの公式サイトでもご覧いただけます。
■ 6/24 「高知大丸コラボ企画!軟式野球交流試合」ギャラリーアップしました!(高知FD公式)