あのレオナルド・ディカプリオがモンゴルに来る、しかも大枚をはたいてやって来るというニュースが入ってきました。
このニュース、日本語でも報じられています。モンゴル専門のビジネス情報サイトに載ったこの記事です。
チャリティーなので大金が飛ぶのは良いことなのですが、それにしても95,000ドル、1ドル=114円として1083万円も払って行く先がモンゴルというのは呆れ……ゲフンゲフン、驚きます。
ただ、こちらは別の報道の翻訳なので、元ネタも当たっておかないといけません。幸い、それと思しきものがすぐ見つかりました。
検索してみると、他にもいくつか記事が見つかったので、実際こういうオークションがあったことも、95,000ドルで落札したのも事実とみて良いでしょう。
また、上の記事だけではモンゴルに行って何をするのかが分からないのですが、これについては別の記事がありました。
モンゴルのゲル(天幕)に泊まり、鷹狩をする10日間の旅で95,000ドル……私なら10ヶ月モンゴルにいても使いきれる気がしないわけですが、そういう問題じゃないですね。チャリティーですから。
そして、肝心のモンゴルではどう伝わっているのかと思って調べてみたら、上の2つの記事を参照した記事が、既にモンゴルのニュースサイト"go go мэдээ"(ゴーゴー・ニュース)で掲載されていました。
まずはpeopleの方から。
訳すとこんな感じです。
ハリウッドの著名な俳優レオナルド・ディカプリオが今月10日にAmFAR国際基金の主催したチャリティーオークションの際に、モンゴルを旅行する権利を95,000ドルで獲得したのである。
10日間モンゴルを旅行する権利書のために、彼は何人ものスターと競争し、このようにして95,000ドルで獲得した。
ディカプリオの旅行は、世界中を探検して調査を行っている研究者ヨハン・エルンスト・ニルソンがガイドする。
旅行がいつ始まるかについては明らかになっていないが、サイトpeople.comで報じられているところでは、今月28日に行われるオスカー表彰式の後に、ディカプリオが最初に向かうのがモンゴル国であると書かれている。
だそうです。続いてpagesixの方。
ハリウッドの著名な俳優レオナルド・ディカプリオがモンゴルで旅行するための権利書を95,000ドルで獲得したことについては、以前われわれも報じている。
彼はスウェーデンの旅行家ヨハン・エルンスト・ニルソンとともに、フブスグル湖で10日間旅行するとのことである。
この旅行についてニルソンは、「私とともに旅行する人々は、私は快適で普通な生活の普通のパターンから切り離し、今までにないことを経験するようになる。もしあなたが自分の限界を超えることができれば、その報酬はとても高いものになる。これは本当に驚くべきものだ」と語った。
この旅行期間に、彼らは鷹狩を行い、モンゴルのゲルで生活するということである。ディカプリオの個人料理人、ガイドや他の個人スタッフが彼らに同行する。
ということだそうです。個人スタッフがついていたらそりゃおカネもかかりますね。
ちなみに、フブスグル湖というのはモンゴル北部にある湖。森林地帯の中にあり、優美な風景で観光名所になっているほか、付近はトナカイ遊牧民ツァータンの居住地としても知られています。
しかしモンゴル行きで95,000ドルも使えるのかぁ……良いなぁ……
辞書も本もCDも買いたい放題だよなぁ(ぇ