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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

ごめん・なはり線でホビートレインに乗ってきました(中)

 鉄道ホビートレイン海洋堂ホビートレインの2両は高知駅を定刻通り発車。途中上下すれ違いでの停車はまだしも、停車中にディーゼル特急に抜かされるという新幹線にあるまじき行為もありましたが、とりあえず後免に着くと乗務員が交代し、いよいよごめん・なはり線に入りました。

 

 

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 ごめん・なはり線の1日乗車券。今回は朝から夕方まで行ったり来たりするので、これは必需品。イラストはやなせたかし先生が生み出した各駅のキャラクター。このデザインを見ているだけでも楽しいものです。

 さて、後免から土讃線と分かれた列車は、進路を東から東南へと変えて走ります。そしてその先に、太平洋が見えてきました。

 

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 海岸線の端から端まで雲一つありません。太陽が文字通りさんさんと降り注ぎ、秋だというのに日差しに当てられます。

 

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 輝く海の向こうに延びていく岬と防波堤。

 

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 青い海、果てしなく続く海。これこそまさに太平洋。

 

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 この日差しで10月下旬です。夏ではないので暑くはありませんが、車内でも熱いです。

 

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 列車は夜須駅で行き違いのため少々停車。その合間に外へ出てリフレッシュ。

 しかし、高架は高架でも開放感があるだけ新幹線っぽくない気がします。物々しい防音壁や架線がない辺りとか。

 

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 そうするうちに行き違いの列車が到着。こちらは土佐くろしお鉄道の車両、隣の新幹線より最高速度は速いです。こちらを見届けて、再び奈半利に出発です。

 

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 松林を隔てて、砂浜が一直線に続いています。

 

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 松林のすぐそばを走る自転車道。これはわざわざ作ったものではなく、かつて後免から安芸までを走っていた土佐電安芸線の廃線跡です。当時は路面電車を連結して乗り入れることもあったそうです。

 ただ安芸までといっても、実際はごめん・なはり線の球場前駅付近。現在の安芸駅は、そこからさらに町の中心部へ進んだところにあります。その安芸駅に列車は到着、ここで50分ほど停車します。

 

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 安芸はごめん・なはり線の車庫があるので、さまざまな車両を見ることができます。こちらは北川村モネの庭マルモッタンのラッピング列車と、車両をクジラに見立てた塗装をしたオープンデッキの列車です。

 

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 安芸は阪神タイガースのキャンプ地。一軍が沖縄メインになっても、阪神タイガースのキャンプ地という売り文句は死守しています。それにしても、生々しい縦縞です。

 

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 前面にV……いろいろ思いつきますが、とりあえず2度のリーグ優勝とクライマックスシリーズで1回優勝というのはありますし。ごめん・なはり線が、それこそ90年代に開通していて、この列車が当時から走っていたら、今以上に目も当てられない状態だったでしょうし(汗)