今回から高知市内を離れてみましょう。といっても、まずは近いところから。おとなりいの町の中心、伊野駅です。
いの町、とりわけ旧伊野町*1は土佐和紙の有名どころ。駅には紙の博物館の案内が立っていました。
もっとも、紙の博物館というわりにはメタリックな案内ではあります。銀紙ですかね。
伊野駅の駅舎は北側にあり、その前は舗装されたロータリーになっています。商店はほとんど見かけませんが、ローソンがあるので困ることはないのでしょう。
ちなみに、奥の方にとさでんの伊野駅前駅があるのですが(信号のすぐ左にオレンジの屋根がある)、こちらは別の機会に。
伊野駅の駅舎は最近改装されたのか、瓦屋根で土蔵をイメージさせる作りになっています。
駅名板は一枚板。残念ながら、紙というわけには流石にいきません。
この駅を訪れたのは夕方のこと。駅員の営業時間はすでに終わったようです。駅員が配置されている駅でも、営業時間が朝から夕方までで終わるのは、高知では珍しいことではありません。
ホームに戻ってきました。土佐山田行きの普通が停まっています。ここで特急をやり過ごすのです。
ホームから西側を眺めてみました。ここからほどなくして仁淀川を鉄橋で渡り、須崎、四万十、さらにその先へと鉄路は続いていきます。
しばらくすると、特急「あしずり」がやってきました。高知県内のみを往来する特急です。
伊野駅停車。しかし休む間はほとんどなく出立していきました。
中村から土佐路を東へと駆け抜けてきて、目指す高知駅まではあと少しです。