今回から県内の各駅について、写真をいくつかと短い文章を少しずつ、不定期に載せていきたいと思います。
ご存知の方はご存知でしょうが、実は私「乗り鉄」です。高知県内の鉄道は数年前に全て乗り通しています。ですが、高知に移って以来、電車の日のイベントを除けば、鉄っぽいことをする機会があまりないのを残念に思っていました。
ただ、機会がなければ作るべし。そう思ってふと思い浮かんだキーワードが「駅」。JRや土佐くろしお鉄道の駅から路面電車の停留所、趣味性の高い駅、冷静に考えると凄い駅、高知にはいろいろな駅があるものです。
というわけで、これから高知のいろんな駅を訪れて、その姿を綴っていければと思います。*1
さて第1回はこちら。
高知の鉄道の玄関口、県下一の威容を誇るJR高知駅、
と見せかけて、路面電車の停留所の方です。
高知駅と同じだろ!!と思われるかも知れませんが、一応事業者はJRととさでん交通で別ですし、実は停留所がJRの駅の真ん前に来たのは10数年前のこと。それまでは高知駅から東南の少し離れたところにあったのでした。そういうわけで、それぞれ別モノとして扱うことにいたします。
さて、高知駅前駅ははりまや橋を中心に南北に延びるとさでん交通桟橋線の北の終点です。看板の下の方に路線図が書いていますが、これでいうと短い上下のラインの一番下、JR線に接するところになります。ちなみにこの写真は昨年夏に撮ったものなので、名義が合併前になってます。
線路が2つにホームは3つ。ただし番号があるのは2つのみで、写真で言うと手前側、一番東のホームが1番のりば、隣で線路に挟み込まれているホームの西側が2番のりば。後はおりばになっています。
ちょうど1番線に電車が着いてお客さんが降りているところ。行先表示は高知駅前ではなく「高知駅」になります。この後電車は折り返し、桟橋線の南の終点である桟橋通五丁目に向けて出発します。
一方の2番線にははりまや橋から西に折れて伊野線の枡形に向かう電車や、貸切・臨時の電車などが入ります。桟橋通五丁目行と区別するために、通常の形式の電車(異論は認めない)には、前面左下にご覧のようなひし形の方向板を掲げます。
夏場以外だと、枡形行の系統の一部に外国電車が起用されます。夏場だけはアンパンマン塗装の電車が代走になりますが、これはおそらく冷房の有無が関係しているのでしょう。
枡形行が出発しました。ここから高知市内の中心部を走っていきます。
なお、次回からは写真1枚に文章数行の可能性もあります。