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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

がっぷり四つ:高知ユナイテッドSC対FC今治(2026.5.6.)@アシさと

 

 暦の上では(私にとっても)連休最終日。高知ユナイテッドSC対FC今治のアウェイ戦に出かけてきました。ホームとは裏腹になかなか勝てないアウェイゲームですが、はたして……

 

 

 5月6日の振替休日、高知ユナイテッドSCがFC今治とアウェイで対戦します。前回春野で10年ぶりの再会を果たした際には2-0で高知が勝利、ただその時とは監督も変わって勢いが違います。何よりホームとは裏腹になかなか勝てないアウェイゲーム、苦戦が予想されましたが、なればこそ遠征に行ってきました。

 

 

 今回もアウェイバスツアーを利用。オリジナルクリアファイルが特典でついてきました。

 連休最終日とはいうものの、高速道路はまるで渋滞がなく、バスは快調に高知から愛媛へ。今治が近づいてきたところでふと見ると、昨年の山火事の跡が道路の近くまで迫っていたのが見えました。付近に民家もありましたし、火事の時の不安や恐怖は察するに余りあるものでした。

 

 

 今治の山麓、アシックス里山スタジアム、通称アシさとに到着しました。

 

 

 このスタジアム自体は初めてなのですが、以前こちらの夢スタには来たことがあります。

 

www.3710920.com

 

 この時は高知は四国リーグ所属、JFLに所属していた今治にいつになったら追いつけるやらという状況だったのですが、時は移り高知はJ3、今治はJ2です。しかも新たなスタジアムまでできているわけで、感慨深いものがあります。

 

 

 ゲートをくぐってすぐのところに村上水軍の武者の人形が立っていました。ただ人形と分かったのは近づいてからで、最初遠目で見つけた時にはFC今治にこういう名物サポーターがいるのかと思いました(汗

 

 

 アウェイサポーター限定の抽選会がありました。高知でもアウェイサポ向けお接待というのがありますが、どこも趣向を凝らしていますね。実際、特等を当てた人を見かけて羨ましかったです。

 

 

 スタジアムに入りました。流石は専用スタジアム、ピッチが近いこと近いこと。それだけに流れ球には気をつけないといけません。

 またホームもアウェイも目下増築中で座席が限られています。なので普段にないほどの密集隊形になります。

 

 

 まずはお楽しみのスタグルに行っときましょう。今治名物の焼豚玉子飯とせんざんきは外せません。もう少しつまみも欲しいので鳥皮も頼みます。

 

 

 玉子焼きもありました。定番と思しき甘口と愛媛ならではの鯛だし、どちらにしようか迷いましたが、協議の結果ハーフを1本ずつ買うことに決まりました。

 

 

 スタジアムへ再入場。先日発表されたFC今治のマスコットの名前募集の告知がどっかで聞いた声でありました。

 既にいろいろバレているのでここでも書きますが、そりゃうちもほしいですマスコット。

 

 

 FC今治のサポータも揃ってきました。

 アシさとの立地は近くのイオンモールが名乗る通り新都心、あるいは新たな造成地ではありますが、背後の山並みを見ると里山という感じもないではありません。メインスタンドから見下ろす今治の街並みも美しいことでしょう。

 ピッチへの近さと借景、どっかで聞いた声、夢スタ同様親しみやすいスタジアムです。

 そして街の中心地からあえて離れたところで、まちづくりまで含めたスタジアム開発を行うというのは、春野に本拠を構えるわれわれにも示唆するところが大きい気がします。ただし専スタ建設が要点なのではなくて、現実的に考えた時、将来も春野が本拠地になる可能性が大なわけです。そうなると、いずれスタジアムの更新や機能拡大(あわよくば敷地内の専スタ建設、あるいは球技場の大改造)を求めるとき、周辺地域や旧春野町の地域再生も合わせた構想を語れた方が正当性が高まりますし、高知という地域とともにあるクラブとして、そこまで語れるようになってほしいという思いはあります。

 

 

 ピッチ内練習が始まりました。よく見るとGKの練習に吉本監督が混ざっています。こういうのがすぐ見て分かるのも専スタの良いところです。

 

 

 本日のメンバー発表がありました。スタメンはこちらの通り。サブスティテュートも含めたメンバーは下記リンク先からどうぞ。

 

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 高知はGK17番猪瀬がサブで戻ってきましたが、DF4番小林を累積警告による出場停止で欠き、しかもサブが7人のみという苦しい条件です。

 

 

 試合開始前、今治タオルのビッグフラッグが登場しました。流石は今治。ってフラッグの記事までタオルということはなさそうですが……いや、あるいは……

 

 

 この日は「青春祭(アオハルサイ)」ということで、YouTuberのマキヒカさんが来場したそうです。「本田圭佑公認のモノマネで注目を集めた、大人気サッカー系YouTubeクリエイター」とのことで、この日はイベントに加えて始球式も務めました。

 

www.fcimabari.com

 

 

 そうするうちにキックオフです。前半は高知ボールのキックオフで始まりました。

 この日はアウェーゴール裏がチケット完売とのことで、ほぼ満席状態。期せずして密集応援が実現し、高知応援席は相手の応援がまるで聞こえないほどの盛り上がりです。

 

 

 ですが徐々に今治にボールを繋がれるようになり、セットプレーのピンチを再三迎えます。ただ、そこは3試合連続で先発のGK99番村田をはじめ、小林を欠きながらも残る守備陣が身体を張って跳ね返します。

 

 

 ただ、失点は防げてもなかなか攻撃につなげられない高知。裏を返せば攻め手は見せ続けながらも高知の守備を突破できない今治。ほとんど途切れることのない応酬の中、あっという間にATを迎えます。

 

 

 そのATも目立った動きはなく、両者が譲らないまま0-0で前半を折り返します。

 

 

 後半は今治ボールで開始。

 

 

 流れを引き寄せたい高知は後半開始からMF76番三門を投入。古巣今治相手に恩返しと行きたいところですが、今治の圧の前になかなかボールを前に送れません。

 

 

 すると72分、高知は一瞬のスキを突かれて今治の速攻に直面。最後はエジカル ジュニオを止められず、失点を喫してしまいます。

 

 

 それからほとんど立たないうちに入場者数発表。本日の入場者数は4680人、満員御礼です。つまりそれだけ高知サポも来ているわけで、何とかボールをゴールまで引き寄せるべく、応援にさらなる熱が加わります。

 

 

 それに応えるように、終盤に入ると高知がようやく攻める場面を作り出します。そして最後の最後にゴールで同点!かと思われましたが、審判がファウルの判定を出して無効に。これにはアウェイ側ゴール裏から大反発の声が上がります。

 

 

 しかし判定は覆るべくもなく、今治がATを凌ぎきってフルタイム。アウェイでの今季初90分勝利はお預けになりました。

 これで「寒風山ダービー」((c)某コールリーダー)は1勝1敗。ですが総得点は高知が上回っています。この日もあわや同点まで追い込めたわけで、J2相手にがっぷり四つの内容と言っていいでしょう。攻撃に関して改善は必要でしょうが、悲観は不要です。

 そして、今節の四国5クラブダービーはこの1試合のみ。結果は下記リンク先の通りで、高知が総得点の差で3位に踏みとどまりました。ただ高知は愛媛、今治は徳島との直接対決を残しているので、そこで勝たなければどちらも四国一の可能性はなくなります。

 コンディション不良等で台所事情が苦しい中、連戦を強いられる高知ユナイテッドSC。次は中3日でカマタマーレ讃岐との対戦です。相性の良い丸亀での無敗を続けたい高知ですが、讃岐もギケンスでの借りを返すべく準備しているはずです。選手もサポも連戦の疲れはありますが、ここが踏ん張りどころです!