高知へ来て4回目のよさこい祭りです。今年は仕事や研究でドタバタしたまま当日を迎えてしまったのですが、競演場に来るとやはり気分がノッてくるものです。
夏空にはためくフラフ。
地方車の大音響、そして何より、あるいは躍動的、あるいは思い思いに踊る踊り手。これを見ずして、なんだって夏を高知で過ごすのか、って話です。
ただ、このところ、とみに思うことがありました。よさこいを一度ならず見ておきながら、見てるだけってのもどうか?と。
もちろん、スケジュールを考えれば、一般のチームに入って普段から練習することは極めて困難です。ただ、飛び入りOKなら何とかなる。そして、そういうチームが以前からあったのです。
高知市民憲章よさこい鳴子踊り隊。当日受付で練習と出発式に参加すれば、誰でも踊りに加わることができるチームです。
今年もお昼から高知追手前高校で参加を受付中(今日も受け付けていますよ!)。思い切って行ってみることにしました。
この日も快晴の高知市内。熱中症の危険ギリギリです。受付・練習会場では、大量のお茶とスポーツドリンク、さらには塩飴等々を配布しています。
受付を済ませたら、練習場の体育館で開始まで休憩。まぁだいたい予想はつくと思いますが、エアコンはありません。
代わりと言っては何ですが、大型のファンがいくつか置かれています。幸いにして風もないではなかったので熱気がこもることもなく、何とかしのげる状況です。
受付で購入した法被(500円)。周りを見ると、着ていない人も少なからずいますが、このチームで踊る何よりの記念です。
体育館には纏が準備されています。こちらを目印に、競演場を進んでいくことになります。
で、練習の時間になりました。体育館での練習は2回で、1回目は振付のみ、2回目から音楽が入って行進する形になります。正調よさこいではなくオリジナルですが、体育の成績が「がんばりましょう」とか5段階で2とかが当たり前だった私でも、何回かやれば(一応)身につきました。
仕上げに運動場での練習。ここから地方車の生演奏が入ります。思ったほど気温が上がっていないのですが、それでも真夏です。四方に機会が置かれて、ミストが噴き出しています。
踊りに出る前に出発式。チームの名の由来である市民憲章を確認します。
出発式も終わり、いよいよ競演場に向かいます。
色とりどりの纏を目印に、まずは追手筋競演場へと進んでいきますが、順番が来るまで間があるということで、いったん高校の通用門で待機します。待っている間に踊り手以外の出入りも当然あって、車が来ます、という掛け声が聞こえたので道を開けていると、
なるまが来ました。
というわけでなるまちゃんを見送った後、追手筋へ。4年目にして踊り手デビューです。
で、踊りについては後篇にて。