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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

ゆとりすとパークおおとよでそばを打ってきました

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 一昨日と昨日にゆとりすとパークおおとよにて学生企画のそば打ち体験教室が開催。空き枠があったので、私も体験してきました。

 

  

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 この両日、高知は大雨になったかと思ったら晴れ間も差す不安定極まりない天気。とはいえ基本的には雨時々曇りで、パークも雲海に埋もれている感じです。そば打ち体験教室自体は予約制なので、天気に関わらず来ていただけるのですが、それにしてもパークで遊ぶにはあんまりにもあんまりな状況なのが残念です。

 

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 ともあれ、そば打ちです。

 大豊町の名物の一つが、北部立川集落に伝わる「立川そば」。そばではなかなかないぶつ切りの太麺で、ちょっと違う食感を楽しめます。

 

www.kochi-syoku.com

 

 今回は学生が集落からそば打ちの講師を招き、ゆとりすとパークおおとよでそば打ち体験教室を開催。私も参加客に紛れ込んでみたわけです。

 

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 まずはそば粉に水を混ぜて固めるところから。家庭科、というか手仕事全般が苦手な私ですが、それでも上手上手と誉めていただきながら進めていきます。

 

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 そば粉が固まったらいったん四角錐の形にして、それから押して平らにしていきます。

 

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 その後は麺棒でどんどん伸ばしていきます。正方形に出来れば良いのですが、なかなか簡単には行かず、手伝っていただきました。

 

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 十分に伸びたら切っていきます。立川そばなんだから太めにしないといけないよなぁと思い、普通のそばなら二本分ぐらいの太さで切ってみたのですが、これがあとで喜劇を生むことになります。

 

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 この時点であり得ない太さです。ただこの時は丁度良いぐらいだろうと思い込んでいました。

 

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 ここからそばを茹でていきます。が、この時点で何となく麺が太過ぎることに気づいてきました。そして茹で上がったそばを引き上げてみたところ、

 

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 きしめん

 完全に読みが外れてしまいました。いくら立川そばでもここまで太くはありません。とりあえず、あえて太麺にしてみたと開き直ってみます。

 

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 最後にちょっと湯掻きます。太かろうが細かろうが、味には変わりありますまい(さらに開き直り

 

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 仕上げに立川の山菜やしいたけ等の具材に、お手製のだしをかけて、謎の平打ち太麺そばが出来上がりました。前日にはこんなこともありましたが、今回は参加客の体なので、ちゃんとそばを頂きます。

 というわけで、初めてのそば打ちの結果はちょっとすっ飛んだものになりました。そんなわけで、おっさんにありそうな「そば打ち体験教室に通っただけでそば屋を開く自信満々」メンタリティを味わうことはありませんでした。

 ただ、やはりそばはおいしかったです。量の割に腹持ちも良いですし。

 

 学生企画としてのそば打ち体験教室はこれで終了ですが、2日間を通じて見えてきた良かった点や改善点(反省点ではなく)を踏まえ、今後どうしていくか、パークや地域の方々とともに考えていくことになります。

 そして、ゆとりすとパークおおとよでの学生企画シリーズ自体は今月さらに続いていきます。7日(土)と8日(日)は凧あげ教室と入浴剤づくり体験教室、29日(日)には第2回ブルーベリー収穫祭に合わせて、ブルーベリー料理講座と入浴剤づくり体験教室をはじめ、さまざまなイベントを開催予定です。ぜひご参加くださいね!