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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(60)桟橋通三丁目駅(とさでん交通桟橋線)

 「○丁目」の表記が時に揺れるとさでん交通の電停やバス停。桟橋通三丁目はどうなのでしょうか。

 

 これまでを振り返ってみると、上町四丁目では四だったり4だったり三だったり3だったり、

 

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 桟橋通四丁目では四だったり4だったり、さらに「通」だったり「通り」だったりという問題が出てきました。

 

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  その流れでふと気になり、三丁目まで足を延ばしてみました。

 

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 桟橋通四丁目と同じく、交差点の手前にそれぞれホームが置かれた停留所。手前が北行はりまや橋・高知駅前方面、奥が南行桟橋通五丁目方面です。

 

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 奥の南行ホーム。桟橋通四丁目同様、安全地帯にはなっていますがベンチも屋根もなく、細い簡素なホームがあるだけです。

 

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 電車がやって来ました。立席客が出るほどの午前中の賑わいも、今は一段落しています。

 

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 で、肝心の駅名標はご覧の通り。正式名称が漢数字なので、おそらく北行の表記とは異なっています。

 

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 一方の北行停留所。電車の隣では桟橋車庫を出たと思しき高速バスが出勤中です。そして駅名標はというと、

 

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 やはりこうでした。

 わざわざ別表記のものを作らず、デザインを踏襲していく方が楽な気もするのですが、考えてみればこういう駅名標は大量生産するものではないはずですし、駅名標のプレート自体はとにかく、駅名の書式まで設計図で残すようにも思えません。むしろ必要に応じて都度作っていたら、結果として漢数字だったり算用数字だったりした、というぐらいかも知れません。

 

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 何はともあれ、表記が違おうが利用客にとってほとんど意味はありません。この日も普通に電車は停まり、普通に乗客が乗り降りします。

 

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 南行のホームにも電車が停車。高知駅前から桟橋通五丁目まで、行ったり来たりの日常が続きます。