竜串海岸の散策から戻り、国道321号線を再び西へ。今度は竜串の水族館、足摺海洋館にやって来ました。
足摺海洋館があるのは竜串海中公園の近く。展示されているのは、黒潮の押し寄せる付近の海に棲む熱帯・亜熱帯の魚が中心です。
この日は子ども向けイベントを各種開催。ストラックアウトゲームもあったのですが、子ども向けなためか、ターゲットを多く狙うというよりも、とりあえず1つ当ててみようという主旨のようです。
子ども向けと言えば、魚介類に触れることのできるタッチプールもあります。この辺は現役の子どものみならず、OBOGでもそれなりに楽しいものではあります。
ただ、水族館の象徴と言えばやはり大水槽です。この辺の海でも泳いでいそうな熱帯魚も泳いでいますが、食用魚が多いように見えるのは気のせいでしょうか。
クエがゆっくりとやって来ました。かつては「幻の魚」とも言われ、和歌山の冬の味覚のイメージが強いのですが、高知県沖にもいないではありません。
周囲の水槽ではマンボウも泳いでいます。ネット社会の被害者、そして情報リテラシーの試金石として重要な存在となった魚です。
ええと、この中に魚がいます。複数います。見つかりますか?
私も自分で撮っていて、「これナマコだったっけ?」と思ったのはナイショです。
海洋館の脇には、別の大型プールもあります。こちらではウミガメがゆったりと泳いでいます。
仕切られたプールの向こう側では、アザラシがせわしなく動き回っています。投げ輪がありますが、特段芸をするというわけでもなく、気が向いたら遊びに使っているぐらいのようです。
アザラシはプールの中をあっちへ泳ぎ、こっちへ泳ぎ、どこに行くかも分かりませんし、なかなか水面に顔を出してきません。
ようやく顔を出してきたものの、こちらの反応が追い付かず。つくづく、生き物相手の写真は難しいです……
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