今年の大型連休、思い切って高知県西南部一周3日間の旅に出ました。最初の行先は黒潮町の砂浜美術館、私も出展した第30回Tシャツアート展が開催中です。
高知市内から2時間弱、今年は去年と違って天気も良ければ車の流れもそれほど悪くはなく、快適なドライブで黒潮町入野海岸にやって来ました。駐車場の近くには、新しい津波避難タワーが建っています。
ラッキョウ畑の傍を通って会場へ。いつも思いますが、一見すると海辺とは思えない風景です。とはいえ、畑は砂地ですし、松林の並び方もいかにも防風林で、よくよく考えたら、海辺らしくはあります。
そして松林を抜けて、今年もやって来ました、砂浜美術館Tシャツアート展。今日はいつにも増して風が強く、Tシャツが思いっきりはためいています。
Tシャツアート展に入場(?)する時には協賛金を支払います。受付の壁には、入賞作品一覧が貼り出されていました。残念ながら、今回も私の作品は選外です(苦笑)
砂浜に立つと、一面のハマヒルガオ(って通りがかりの人が言ってました)が来場客を出迎えます。
砂浜美術館の美の源は自然。ハマヒルガオもまた、美術館に欠かせない光景です。
今年も一堂に会したTシャツ。県内外からの作品が海風を受けています。この日はビーチマラソンも行われていて、波打ち際を揃いのTシャツのランナーたちが走っています。
この中から自分の作品を探すのですが、サイズごとに場所が分かれていて、番号もあるので、そう迷うことはありません。
で、今回の作品はこちら。昨年モンゴルで見かけたあご乗せウマの写真をプリントしてもらいました。
題して「やすらぐ」。撮った自分が言うのもなんですが、見れば見るほどじわじわくる写真です。
Tシャツアート展には個人出展の作品のほか、団体で出展するところもあります。こちらは常連さんのJICA四国、今回はSDGsとトンガに関する作品を出展しています。
■ (高知県)第30回Tシャツアート展(高知県黒潮町)にJICA四国も参加します!! | イベント情報 | JICA四国 - JICA
こちらは「黒潮町の宝」と題した団体出展。地元黒潮町で見つけた宝物を写真やイラストにしたTシャツアートが集まっています。
出展者の中には、地元黒潮町の子どもたちのほか、高知大学地域協働学部から黒潮町で実習を行う学生たちも加わっています。
実習の中で学生が見つけた宝物。それらは、町の人々であったり、自然であったり、さまざまです。
帯状に連なる棚田。一瞬建設中の道路かと思いました済みません。
作品のほとんどは写真をプリントしたものですが、1枚だけイラストがありました。黒潮町の特徴を1枚にまとめたものです。
Tシャツアート展には高知県内だけではなく、各地から来場客が訪れます。この日はまだ開催2日目なのでシールは少なめですが、いずれ海外含め、各地にシールが貼られることでしょう。
こちらは出展回数をたずねるもの。第1回から欠かさず参加している人もいるかも知れません。
会場の手前には露店も並んでいて、ちょうどいい時間だったのでお昼ご飯にします。こちらは高野豆腐のフライ。カレー風味のチーズのはさみ揚げです。こういう料理のアイディアを思いつく人は良いなぁと。
これだけでは足りないので、豚串もいっときます。ジューシー。
ひらひら、というかこの日はバタバタという感じでしたが、約1,000枚のTシャツは、風で飛びもせずにはためいています。
ちなみに、Tシャツアート展は本エントリ執筆中の5月7日が最終日です。
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