
明治安田J2・J3百年構想リーグもついに最終戦。プレーオフ第2戦はJ2の強豪大宮アルディージャ、今季最後の戦いに相応しいラスボスです。
2026年2月8日に始まった特別リーグ、明治安田J2・J3百年構想リーグもついに最終戦になりました。プレーオフ第2戦で対戦するのはJ2の強豪、昨季昇格プレーオフでジェフ千葉との間で死闘を繰り広げた大宮アルディージャ。しかも相手本拠地NACK5でのアウェイ戦、今季最後の戦いとして最高の難関が用意されました。
もっとも、対戦が決まったのは昨週末。その時点では前回観戦記にも書いた通り、大宮まで行く手段が見つからず、流石に今回ばかりは厳しいかと思っていました。
ところが、未練がましくいろいろ見ていたら、なんと夜行バスの空きが1つだけ出ていたのを発見!これは「大宮まで行け」ということでしょう。問題は帰りをどうするかですが、そこは月曜日の授業に間に合えばそれでよし、新幹線と在来線を組み合わせたら何とかなるわい、というので特に確保もせず(流石に宿は押さえましたが)、とりあえず行ってみることにしました。

というわけでやってきましたNACK5スタジアム。こんなリーグでもなければ来る機会はなかったので、無理くり遠征の日程を組んでよかったです。

驚いたのが、スタンドの際の際まで大宮公園野球場が迫っていること。って地図を見ていれば分かるはずなんですが、それでもここまでとは。これ、どちらも今後改修が必要になったらどうするんでしょうね。

NACK5でしばしば言われるのが「ビジターがスタグルを買いに行けない」ということ。実際ビジターはほぼ完全に隔離されていて、実質利用できるのはこの売店だけでした。
ただメニューはいろいろあったので、初めて来る分には問題ありませんでした。といいつつ、早いこと大宮の売店飽きた、いい加減何とかせいとか言える身分になりたいものですが。

せっかくなので、プレーオフ限定メニューを頼んでみることにしました。せっかくですからレッドブルは絡めたいところですし。

というわけで肉巻きおにぎり。聖剣二刀流というわけにはいきませんでした。量がありますし翼を授かり過ぎになりますし「レッドブルは水分補給になりません!」と某コールリーダーが言っていましたし。

試合開始までの合間、昨季大宮に加わったマスコットのブルルが登場しました。

リフティングをこなすブルル。なかなかの足さばきです。キヅールとの対決を見てみたいですね。

ただブルルに非はないですが、アルディとミーヤに会えなかったのは残念。ホームゾーンのどこかにいたのかも知れませんが。なんならうちに来る?

とか言っている間に試合が近づいてきました。高知のスタメンはこちらです。大宮にも在籍した三門の名前が呼ばれたときには、ホーム側からも拍手が沸き上がりました。

サブスティテュートメンバー。久々に枠をフル活用することができました。
一方の大宮のメンバーはSNSで。サブには今季限りの引退を発表したMF6石川、契約満了が発表されたMF33和田の名前が挙がっています。

そして試合です。コイントスの結果サイド交換となり、前半は大宮ボール。しかも風上からの攻撃で、高知の相当な苦戦が予想されました。
実際、高知は開始早々にチャンスを作ったものの、その直後から大宮に押される展開。それでもなかなか決定機は作らせません。

そうする間に前半の給水タイム。無事0-0で切り抜けられています。

その後は高知もチャンスを作れるようになりましたが、試合は膠着したままATへ。

そのATでも大きな動きはなく、前半は0-0で終了しました。

ハーフタイムで告知があったので見てみると、大宮とバイエルンのレディースによる国際親善マッチがあるとのこと。カップ戦等ではないとはいえこれほどのビッグマッチが組めるのはレッドブルの力なのかどうなのか、ただただいいなぁと思うばかりです。

さて後半。風下の45分を耐え、サイドが変わって高知がやってくれそうな予感がします。

その後半は高知ボール。期待が高まる中、待望の先制点が高知に入ります。

55分、速攻からMF16上月にペナルティエリア中央でボールが渡りシュート。アウェイゴール裏からは結果が見づらかったのですが、主審の判定はゴール!久々の先制です。
しかし、ここから大宮が本気を見せつけます。直後の56分に今季限りとなる石川十和田を投入、スタンドを勢いづかせると、次第に攻撃の場面を増やしていきます。対する高知もGK17猪瀬のファインセーブもあり大宮の攻撃をかわしながら2点目を奪いに行きますが、相手GK24グローバーに再三のシュートを阻まれます。

すると73分、大宮は右CKからのボールを猪瀬がはじいたところ、DF5ガブリエウが拾ってそのままゴール!高知が同点に追いつかれてしまいます。

直後に本日の入場者数発表。決して多くないのかも知れませんが、J2ともなれば人数以上のパワーを感じます。

再び勝ち越したい高知。しかし大宮に僅かなスキを突かれます。81分にエリア手前から石川の放ったシュートは守備の狭い間を破ってそのままゴールへ。高知が痛恨の2失点目を喫してしまいます。

ここで諦めずに攻撃する高知でしたが、大宮の堅い守りを崩す手がかりがつかめません。試合はそのままATに突入します。

この後も高知は攻め手に回りきれず、そのままフルタイム。善戦はしましたが、さすがはJ2強豪、壁の高さを後半の後半に知らされた感じです。逆に、大宮にとっては石川が引退試合に自ら花を添えるという劇的な展開になりました。

試合後には石川の引退セレモニーが行われるとのこと。ただ大宮サポからは、同じくチームを去る和田への感謝のメッセージも掲げられました。

試合後、高知サポーターの前に集まった選手たち。このチームでピッチに立つのはこれが最後です。
大宮と同様、既に他チームからは引退や契約満了が発表されはじめています。高知についてはまだ何の発表もありませんが、これから契約継続も含めて続々と出てくることでしょう。ってか債務超過解消の発表はよ
来季に向けてチームがどうなるかは分かりません。これからしばらく寂しい知らせが続くかも知れません。
ただ、今季の高知が見ていて楽しいチームだったことは確かです。でなければ大宮まで来ていませんし。
いくばくの不安はありつつ、それでも期待も間違いなくありつつ、これから8月の本シーズン開幕を楽しみに待ちたいと思います。