
2019年以来6年ぶりに春野球技場で行われる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ1次リーグ。第2節を見てきました。第1試合は前節共に勝利したVONDS市原FC(全社3位)とジェイリースFC(九州リーグ優勝)が激突です。
全国9つの地域リーグの覇者に、今年は全国社会人サッカー選手権大会の上位3クラブが集まる決勝大会、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ。優勝クラブはJFLへ自動昇格、2位なら入れ替え戦に進みますが、他は全て敗退という厳しい大会です。
しかも、4クラブが3グループに分かれて行われる1次リーグは3日連続3試合、各グループ1位とグループ2位最上位のワイルドカードが進出する決勝リーグは中1日で3試合という過酷な条件で、各クラブは僅かな昇格枠を巡って争うのです。
今年は1次リーグのグループCが高知で開催。6年前、我らが高知ユナイテッドSCがJFLへの昇格を決めた*1あの年以来6年ぶりに、春野球技場に決戦の舞台が帰ってきました。
今回春野を舞台に行われるグループCは、北海道リーグ優勝のBTOP北海道、四国リーグ優勝のFC徳島、九州リーグ優勝のジェイリースFC、そして全国社会人サッカー選手権大会3位のVONDS市原FC。第1節は市原が徳島に5-0と大勝、ジェイリースFCはBTOP北海道を1-0で退けました。
そして今日行われる第2節は、前節の勝者どうしと敗者どうしの対決に。午前中の第1試合では、ともに勝点3からの上積みを目指す市原とジェイリースが対戦します。勝てば決勝リーグ進出が濃厚になりますが、負けるとほぼワイルドカードに望みを託すしかなくなります。

球技場に着いてみると、ちょうど選手たちが入場してきたところでした。
この日は市原がホーム扱い。DF22番西埜植は高知大学の出身者です。

一方のジェイリースFC。今や貴重な存在となった実業団チームです。

前半は市原ボールで開始。市原は早々に攻撃を重ねますが、ジェイリースが凌いでカウンターを仕掛けていきます。

前半7分にはゴールエリアぎりぎり手前のところでフリーキックを獲得。ただ得点には至りません。

市原もセットプレーのチャンスを再三作りますが、こちらも得点を奪うことができません。

攻撃の応酬が続く中で前半45分が経過し、アディショナルタイムは1分のみ。

結局ATでも試合は動かず、前半は0-0で終了になりました。

後半はジェイリースボールで開始。直後はジェイリースが押し気味に試合を進めます。

ところが、先制したのは市原でした。49分、カウンタ-で左からゴール付近に迫ると、左からのパスをMF10番沼がゴールエリア斜め前の逆サイドで受けシュート。これがゴールに突き刺さり、市原が1得点を手にします。

不覚をとったジェイリースは反撃を強めます。セットプレーの場面を何度も作って市原を脅かそうとしますが、あと一歩で得点を阻まれ続けます。

両クラブが激しい攻防を続ける中、倒れる選手も出てきます。こちらはMF27番郡司。

さらに途中出場のFW8番加藤も他の選手と交錯して倒れ込み、なかなか立ち上げれません。

死闘を繰り広げながらどちらのクラブも得点できない中、後半45分が終了。アディショナルタイムは5分です。何とか追いつきたいジェイリースは90+2分にコーナーキックのチャンスを得ますが、得点に結びつけることがどうしてもできません。

そうする間に目安の90+5分に到達すると、ほどなく主審の笛が鳴って試合終了。市原が何とか逃げ切りに成功しました。

最終スコア。ボードを使うのを見るのは今年の天皇杯以来です。アナログのタイマーが使われているのを見るのも、6年前以来でしょうか。

試合終了後、応援を続けたサポーターの前に来たジェイリースの面々。決勝リーグ進出へは明日のFC徳島戦で是が非でも勝たなければなりません。

一方の市原。試合終了後のミーティングでは勝利の雄叫びが上がるなど、ジェイリースとは好対照です。次節BTOP北海道戦での引分以上で1次リーグ突破が決まりますし、敗れても得失点差争いで2位から決勝リーグ進出の可能性もあります。
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ第2節、この後はFC徳島対BTOP北海道の対戦。決勝リーグ進出への望みをつなぐか絶たれるかの大一番です。