道の駅宍喰温泉から街を歩いて、宍喰駅にやって来ました。ここから海の駅東洋町まで、3回目のDMVです。
鉄道の高架をくぐると、撮影スポットの看板がありました。ちょっと前までは何でもない道端だったところが、というか今も道端なのですが、DMVが走り始めた途端に撮影スポットです。
効果を見上げると、なるほどDMVの走るところが見えそうです。奥の方はまだしも、コンクリの側壁がなくなった辺りなど、よく見えそうです。
宍喰駅に入りました。5年ぶりの訪問です。
駅の中は当時とはだいぶ感じが変わっていて、ここにもDMVの模型が置かれています。
そんなわけで、5年ぶりに駅長と再会……とはいきませんでした。駅長が駅長なので、代替わりしていたのです。
というわけで、今の駅長です。
先代とどう変わってるのかは分かりません。
辞令を見ると4代目になっています。確かに世代交代しています。
ちなみに駅長以外にもなんかいるようなのですが、どういう扱いなのでしょうか。
さて、DMVが来るまでは少し間がありますが、鉄道時代のホームを見に行きます。宍喰駅と言えば、もうひとつ気になるところがあるわけで。
ありました。鉄道時代の宍喰駅の駅名板。
このフォント、このイラスト、このグラデーションの使い方。ご覧の通り、20世紀インターネットのデザインを今に伝える貴重な駅名版なだけに、DMV導入後の扱いが気になっていたのですが、ひとまず残っているは本当に良かったです。とはいえ、ただ置いておくだけでは劣化も進むでしょうし、その点で不安もあるのですが……
旧ホームからはDMV用のホームへとスロープが繋がっています。
海部・阿波海南駅から阿波海南文化村方面へは、踏切を渡って線路の反対側へ。
ホームが短いので、鉄道用の高床式なら北海道のかつての仮乗降場ホームのように「朝礼台」とでも言われるところですが、DMVに合わせた高さなので、そういうイメージでもありません。
ホームから阿波海南方面。もうそろそろDMVがやって来る頃です。
本日3回目のすだち色のDMV。鉄道モードなので、車体を上げて鉄輪を出して走っています。
DMVが宍喰駅到着。今回はここから本日5度目のモードチェンジを経て、海の駅東洋駅まで向かいます。
宍喰駅を出ると、昨年末まで走っていたレールバスが見えてきました。宮崎県の高千穂鉄道が台風の被害で廃止となって、阿佐海岸鉄道に働き場を見つけてから10数年、世代交代を終えて、今は車庫で休んでいます。
海の駅東洋町に戻ってきました。ここで今回のDMV乗車体験は終了です。
その前に、海の駅で一休み。おやつに龍馬パスポートの景品でもらえるぽんかんソフトです。
冬とは思えない穏やかな海に、夕闇が迫っています。
初めてのDMVにして久々の鉄道とバスの旅も、本日はもうすぐおしまい。ここからは高知東部交通で、今宵の宿のある室戸岬へと向かいました。
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