前節アウェー戦でリーグ戦連勝が途切れた高知ユナイテッドSC、ホームに戻ってこの日は陸上競技場での試合、ホンダロックSCを相手に仕切り直しです。
この日もスタグルはいろいろと。こちらはホテル日航高知旭ロイヤルさんのキッチンカーです。
ちなみに、車窓に映っている嶺北麻飯店さんには妻が向かいました。
ピントがうまく合わなかった上に光量もイマイチで申し訳ないのですが(これでもだいぶアングルを考えたのですが……)、聳え立つ旭ロイヤルさんのカレーパン(350円)。思っていたよりボリューミー、これぞカレーパンという定番を超えて盤石の口当たりと味です。
ちなみに他のメニューもボリューム満点です。
シュークリームに至っては、シュークリーム!というイメージです。
梅雨の晴れ間、夏本番はこんなもんじゃないとは高知7年目で理解していますが、それでもリモートワーク続きの身には堪えます。ただご覧の通り風がそこそこあるのが救いです。
さて、今回の対戦相手はホンダロックSC。本田技研工業傘下で宮崎県に本拠を置く株式会社ホンダロックの公式サッカークラブです。
今季こそこの試合までで2勝5分け4敗の14位と振るわないものの、JFLには10年以上在籍しており、親会社の元祖門番HONDA FCともども、Jリーグ入りを目指すチームに立ちはだかってきた壁です。今後のためにも、少なくともホームでは勝てるところを見せないといけません。
本日の両チームスタメン。なのですが、高知に横竹がいません。リザーブにも入っていません。詳しい話を確認していないので不安がよぎります。
ともあれ試合は始まります。前半はサイドチェンジの上、ホンダロックのキックオフで始まります。アウェーユニで色付きというのもあまり見ない気がします。
さて、気になる開始直後はホンダロックが攻め上がり、5分にコーナーキックのチャンスを得ますが、高知はここを凌いでから押し気味に進めます。
ただ、押し気味ではあってもロックの守備陣を前に攻めきれない高知。逆にロックも流れを奪えず、膠着状態で時間が流れていきます。
しかし38分、高知はようやくチャンスをつかみます。28番西村光司が左サイド際でロングパスを受けると、攻め上がってクロス。これを8番西村勇太が叩き込み。高知が先制します。
もどかしい流れが続いた中でも速攻に成功したW西村。この後も高知が攻めを見せますが、2点目には至りません。
一方のロックも見せ場はあまり作れず、結局1-0で前半が終了します。
後半は高知ボールから。ここからはコーナーキックの応酬や早い選手交代など、試合に俄然動きが出てきます。
ただ、どちらも決定機を握り切れず、スコアは変わりません。両チームとも最終ラインをかなり上げていて(素人目にはそう見える)、攻める側が裏に回るわけにもいかずに押されている印象です。
そしてその最終ライン、高知もロックも3バックだったり4バックだったり、試合中にコロコロ変わります。高知の場合は21番藤井、ロックだと4番山道が最終ラインから前へと行ったり来たりです。
何というか、お互い似たようなことをやっている感じです。こうなるとまさにがっぷり四つ、試合が動かないのも納得です。
といいつつ、今度は徐々にロックの攻撃が続くようになるのですが、そこでもやはりスコアは変わらず、気がつけばカウンターの応酬になっていました。
さらに選手交代もあり、73分に少し遅めの飲水タイム。すぐに試合は再開されますが、この後もお互い攻め合いながら最後の一押しができません。
そしてATに入っても状況は変わらず、目安の3分後に試合終了。
最終スコア。前半の得点を高知が守り切った形となり、ウノセロでホーム3連勝を果たしました。
ヒーローインタビューに呼ばれたのは、決勝点をアシストして、その後もフルタイムまで走り抜いた西村光司選手です。
西村光選手、割と朴訥とした語りです。
ヒーロー賞の高級外車1週間レンタル権。問題は乗ってどこに行くかなのですが、総じて回答には窮しています(苦笑)。忙しいでしょうからね。
そして焼肉お食事券。チームメイトの目の色が俄然変わります(笑)
さて、次回試合は明日23日のお昼から、5月1日に雷のために中断した奈良クラブ戦の再開試合です。当時の経緯はこちらで。
23日は前半残り34分から再開。メンバーは再開時と同じですが(なので西村監督は退場扱い)、両チームとも中止当時にピッチにいた1名が出場できないので、こちらは再開時点で交代枠に関係なく別の選手が出場可能になるとのことです。
他にも高知の当時のメンバーは今とはそこそこ違うのですが、それだけに、この試合でアピールしてもらいたいところですね。