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地域系学部というのに加わった大学教員による高知発モンゴル発のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

放送大学高知学習センターで講義「モンゴル国入門編」を開講します

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 放送大学高知学習センターで2020年度第2学期の面接授業で、講義「モンゴル国入門編」を担当します。高知県では初めてか、あったとしても50年以上ぶりの、モンゴルをテーマとする授業です。

 

 

 高知県内では一般的な面接授業を(本来なら)行う大学のほかに、日本全国で通信制での授業を行う放送大学にも進学可能です。放送大学は全国に学習センターを展開していて、高知県では本学朝倉キャンパスに設置されています。

 通信制と言いましたが、一部の授業は学期ごとにスクーリング(面接)の集中講義で行われています。スクーリングには弊学部はじめ本学の教員も以前より協力させていただいており、このほど私も科目を担当することになりました。

 今回開講する授業のタイトルは、「モンゴル国入門編」。

 このタイトル、どこかで聞いたことがあるかも……と思った方、おそらく正解です。今から四半世紀以上前に刊行されたモンゴル国に関する一般向け概説書のタイトルをもじっています。

 

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 もっと言えば、先人の著書のタイトルに倣うというアイディア自体がパクリです(汗

 ただ、真似したくても真似られないことはあります。上掲の本は当時の最前線のモンゴル研究者が集結し、幅広いトピックについてまとめたもの。ひるがえって、こちらは格下の教員が一人で授業を担当するわけです。例えて言うなら、かたや華やかなりし頃の紅白歌合戦、こなた街頭でのワンマンライブです。

 にもかかわらず、あえてこのような授業を行うのは、モンゴル国に関する基礎的な情報の共有機会が、もっとあってもいいのではないかと思ったためです。最近は一般向けの新たな入門書もあまり見なくなりましたし。

 その一方で、高知にいてもモンゴル関連の報道は、県内の話題(!)含めて見聞きします。COVID-19パンデミックが収まれば、そのような報道は、増えることがあっても減ることはないでしょう。

 なので、この機会に、モンゴル国について集中的に学んでいく機会を、県内でもいちどは作りたいと思った次第です。これまでも授業の一部や講演等でモンゴル国のお話はしてきましたが、今回あらためて、可能な限り幅広い情報をまとめてお話しできればと思います。

 そして、高知県内でモンゴルをテーマとする科目が開講されるのは、少なくとも今世紀に入ってからは初のことだと思います。本学にはモンゴル帝国から北元の歴史研究者が在籍していたことがあり、当時モンゴルの歴史に関する科目が置かれていた可能性はありますが、だとしても50年以上ぶりのことになります。このことも、高知でモンゴルがテーマの授業を開こうと思った理由の一つです。

 授業については、放送大学の在学生の皆さんは受講可能なはずです。ただしシラバスのリンクを直接貼るわけにはいきませんし、受講方法等は私も存じません。それぞれウェブサイト・学習センターでお確かめいただければと思います。

 また、放送大学外の方の受講可否も当方では分かりません。公式情報をお調べいただければ幸いです。

 ともあれ、モンゴル国の話が軸の授業ができるのは私にとっても久々なこと。今から楽しみにしています。あとはCOVID-19の第二波の煽りが来ないことを祈るのみです(切実