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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

冬山登山・弁天山登頂の記録

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 暖冬とは言え寒さ厳しき折、鍛錬のため冬山登山に赴きました。向かった先は徳島県、日本一と言われる弁天山です。

 

 

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 冬の登山にはベースキャンプの確保は必須。幸いにして、食料確保が期待できるところでキャンプを張ることができました。弁天山に挑む登山家たちの間では知られた名所(?)、道路を挟んで向かいにある中華そば「チーアン」さんです。

 

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 ちょうどお昼、おなかも空いていたところです。これから冬山に向かうので、身体を温めておかないといけません。あったかい中華そばの肉入りで準備は万端です。

 

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 いよいよ弁天山に挑みます。実は以前にも登頂したことがあって、今回は17年ぶりのアタックです。

 ……はい、だいたい分かられたかと思います。今目の前にあるのが弁天山です。

 

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 日本一の名を誇る弁天山。もっとも、「日本一低い山」と称されるところはほかにもいくつかあるのですが、こちらは自然にできた山として日本一低いのだそうです。

 

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 弁天山はその名の通り、弁財天をお祀りするお社として親しまれてきました。地元の方々のご尽力で、現在は登山道も整備されており、遭難者が出たという報告は寡聞にして聞きません。

 

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 登山道の入り口には鳥居が構えられています。この一帯はかつて海だったそうで、世が世ならこの鳥居も、安芸広島は宮島の厳島神社よろしく、海中に建っていたのかも知れません。

 さて、ここからいよいよ登頂です。せっかくなので、頂上までの行程を全て動画にまとめてみました。純粋に行程をまとめたノーカット完全版です。ご覧ください。

 


弁天山登山記録

 

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 というわけで頂上に来ました。登頂記念に、まずは弁財天に参詣します。

 

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 隣には小さな倉があり、お守りやおみくじ等が収められています。

 

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 あけると芳名帳もあるので、登頂の事実を刻むべく記帳しておきました。

 

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 ちょっと見づらいかも知れませんが、蔵の扉の内側に、弁天山の由来の説明書きが掲げられています。自然の山であるだけではなく、神社があることを強調したい意識が伺えます。

 

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 傍らに小さな祠もありました。ただ、こちらの由来は分かりません。

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 弁天山の一帯は平野が広がっていて、山頂からは広々とした麓が見渡せません。

 

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 登山道の一角は視界が開けています。その先にはるか高く聳える山々を、日本一の山からしばし低みの見物というのも一興です。

 

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 そろそろ下山することにします。かつて幾多の登山家が世界の山々で、登頂後に遭難しています。登山は下りこそ気をつけないといけません。

 

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 幸いにして滑落等々一切なく、無事に麓に帰還しました。こちらはもう一つのベースキャンプ、週3回開く直販場です。

 

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 農産品や加工品が並ぶ直販市。おやつもあるので、こちらも弁天山に挑む登山家には重宝しそうです。

 

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 2度目の登頂を果たした弁天山。今年も多くの登山家を惹きつけることでしょう。

 

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 先程の中華そば屋さんで事前に登頂証明書を確保しておきました。以前登頂した時は、朝早過ぎて証明書がもらえなかったので、これで17年越しに照明が受けられたことになります。なお、日付と名前は自分で入れることになります(登頂証明書は別のところでも発行しています)。

 

 ちなみに、弁天山については徳島市役所のサイトでも紹介されています。 

 

www.city.tokushima.tokushima.jp

 

 そして、冬山より夏山の方が好きだという方、ぜひこちらをご一読ください。

 

www.3710920.com

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