四万十川学遊館、さかな館を見た後は、トンボ館に移ります。
学遊館の中庭。初夏ってか夏にかなり入った感じの陽光が刺します。差しますの誤字ではありません。高知の日は刺すと言った方が適切です。
トンボ館に入ると、館内館外の各種イベントの告知が出ています。親子トンボとり大会のパネルもありますが、最近では親世代の方もトンボとりができるか怪しい気も。ちなみに私は捕まえるのに成功した試しがありません。
トンボ館エントランスでは、オオイトトンボとその仲間写真展が開催中。調べたところ、高知県では絶滅の危惧があるものの、トンボ公園には生息しているとのことです。
館内にはトンボをはじめ、昆虫の各種標本が置かれています。標本の維持のためか、各部屋は厚い扉で仕切られていて、灯りも暗めで、冷房が効いています。
その中で、学遊館がある辺りの「トンボ王国」宣言が掲げられていました。自然環境を放置するのではなく、人間が積極的に関わり、デザインすることで維持するという基本姿勢です。ちなみに、私自身の立場も同様です。モンゴルについて20年以上学んできた中で得た知見が、そういう立場を取らせています。
トンボ王国の歴史のパネル。公園建設から整備に至る過程が示されています。
トンボ王国のエリア。学遊館のかなり奥まで広がっています。ここから世界各地の昆虫を見ていきますが、写真撮影は控えさせていただきました。
一通り館内を見て、再び外に出ます。入り口にはトンボの像が置かれていました。何トンボかは分かりません。
再び公園の外へ。初夏をいいことに伸び放題の草木が、王国を覆っています。
トンボを掲げつつ、水生生物の保護にも取り組むトンボ王国に栄光あらんことを。
(参考)
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