苦しい試合が続く高知ファイティングドッグスですが、ホークス三軍には相性が良く、前日の試合で今季の定期交流戦ソフトバンク杯の優勝が決定。この日も続いてのホークス戦です。
高知球場名物、3塁側バーベキューコーナー。人気なので結構早めに予約が埋まってしまい、今季の予約も当然終了済です。
料金を足せばビールサーバーも頼めます。セルフサービスでお代わり自由なのですが、慣れていないと意外と操作でつまづきます。居酒屋バイト経験がある人がグループにいると重宝するでしょうね。
試合前のセレモニーで両チームの選手が整列したのですが、ホークス側にはドラフト1位の田中の姿がありました。前日の試合も投げたそうです。
去年のドラフトでは複数球団が競合指名するなど、鳴り物入りで入団したはずの田中ですが、気がつけば三軍線。他の球団なら即一軍で使いそうなものですが、この辺は巨大戦力なればこその余裕でしょうか。
本日のスタメン。ホークス4番のコラスは初めて見る選手です。調べたらキューバ出身ということまでは分かりましたが、それ以上の情報は不明です。
一方のファイティングドッグスはまたもザックがキャッチャー。この方がNPBの目に留まりやすいのでしょうか。そしてラシィナがレフトでスタメンです。将来を考えたら、守備もできることをアピールしないといけません。
始球式。NPBでもそうですが、女性はマウンドの前から投げることが多いです。ですがこちらはプレートにしっかり足を乗せてストライクボール。失礼ながら、お見それしました。
さて試合開始。ファイティングドッグスは丸山が先発。
ホークスの先発は育成の加藤です。1回、2回とピンチを作るものの、守備にも助けられて失点は免れます。
そして4回表、1死1, 3塁から5番黒瀬がレフトにタイムリー、ホークスが先制します。ただし黒瀬は3塁を欲張ってタッチアウトとなったものの、1塁走者コラスの長駆もあって2点を奪いました。
試合はそのまま2-0で後半に入り、6回裏には2番手で吉本が上がります。
ところが吉本はいきなり連続四球であっさり引きずりおろされ、3番手斎藤が後を任されます。するとファイティングドッグスは斎藤に抑えられ、またもチャンスをつかめません。
直後の7回表には三谷が登板。しかしこちらもピンチを招きます。
これ以上の失点は何としても防ぎたいファイティングドッグス。大事な場面を託されたのは澁谷でした。
しかし澁谷は代打森山にセンターへの飛球を放たれ、三塁走者が還って1失点。この後はホークス走者の飛び出しにも助けられて追加点は許しませんが、これが痛手となりました。
この後ホークスは田中を含む3人の継投で逃げ切りを図ります。対するファイティングドッグスはザックの2ランホームランで食い下がるものの、藁焼きカツオのたたきは当たりませんでしたあと1点が入らず、ホークスに逃げ切りを許してしまいました。
最終スコア。どちらもヒット数の割に点が入らない展開だっただけに、僅かな差で追いつけなかったのが悔やまれます。
そして、今後の試合が日程通り消化されれば、この試合が私のファイティングドッグス本年最終観戦となります。
今季という今季は期待しただけに、無念の一言です……もっとも、台風次第で日程が変わる可能性はありますが。