今年もよさこい祭りがやってきました。10日の本祭開幕を前日に控え、高知市内では徐々に祭りの準備が進んでいます。
電車通り沿いの升形地域競演場。スーパーの閉店と建物解体で寂しくなりましたが、両側歩道のアーケードには提灯が飾られるなど、少しずつ祭りに備えています。
北側にはケーブルテレビの中継車が停まっていました。升形の競演場の模様を今年も中継するようです。
電気工事を行う奥で、飾りつけも進んでいます。競演場の中では一番短い升形ですが、幅の広い道路をフルに使った踊りは見ものです。
当日の受け付け付近には喫煙所も準備されるようです。おタバコはなるべく喫煙場で。
電車通りの南側へ。この辺りに来たのは、実は祭りの準備を見る以外にも大きな目的があるのです。
とさでんのよさこい祭り花電車。普段は車庫で眠っている電車が、土佐のおきゃく以来の登場です。
よさこい祭りの前日と本祭の間、毎年車体全面を飾りつけ、大型のスピーカーを響かせながら市内中心部を走り回ります。
今年は幕末維新博が開催中ということもあってか、土佐のみならず往時の志士たちが集結しています。もっとも、こういうイラストになると、顔だけで誰が誰かを識別するのは難しいですが。
花電車が去ると、直後に痛電車がやってきました。おそらくは3代目の塗装、ピンク色が濃くなっています。
交差点を渡り切ったところの停留所に停まった電車。すぐ前にも電車がいるので、のんびりと走っていきます。
高知市内を西へと走る電車3両。花電車は鏡川橋で折り返し、再び大音響とともに東行の線路を走ってきます。夕方の運転中に前夜祭が始まれば、車庫に戻ってしばらくすると花火大会。よさこい本祭に向けて、ムードは一気に高まっていきます。