変則ダブルヘッダーの2試合目は、香川オリーブガイナーズとのナイトゲームです。
この試合のスタメン。マニーが全試合に続いて4番DHで出場しています。あと地味な変化ですが、審判が1人増えています。
試合前セレモニーなんですが、なんかいますね。
記念撮影にも出てきました。マニーにもいじられているというか、何者なんだという目で見られているというか。
始球式にも出てきたこのキャラクター、高知ケーブルテレビ(KCB)の「KCBマン」です。地上波のチャンネル数が少ない高知において、テレビ朝日系列が見られるというのが売りになっています。
さて試合です。高知は岡部が先発し、初回を無難に抑えます。
一方の香川は秀伍(高島秀伍)が先発。初回は2死3塁のピンチでマニーをセカンドゴロに打ち取って無失点でしたが、高知打線が2回にいっきょに襲い掛かります。
四球2つにエラーも絡んで1死満塁とすると、ラストバッターのアンソングが1, 2塁間を破ってまずは先制。
続く深江は押し出しとなり、さらに1点を追加。
森田はセンターにきっちり犠牲フライを放ち、さらに1点。1ヒットで3点を手に入れます。その後2死満塁のチャンスで、マニーに2打席目が回ってきました。
この場面でマニーはセンター前に運び、2打点をゲット!高知が一気に差を広げます。
さらにザックがライトフェンス直撃の当たりを放ってもう1点。高知打線、止まりません。
これで2死1, 2塁となったところで、続く安藤がライトのライン際にヒットを放ち、マニーが一気にホームイン。
さらに2死1, 3塁でアンダーソンの打球は二塁手の頭を越えるタイムリー。
そしてウギョンサムにも1, 2塁間を破るヒットが出て、この回に高知が一挙9点を叩き出しました。
高知は3回にも1死2, 3塁のチャンスを作ると、またしてもマニー。今度はレフト前にヒットを放ち、さらに2打点を加えます。このあとアンダーソンにもタイムリーが出て、これで12-0の圧倒的リードです。
4回裏、香川はついに秀伍を降ろし、二番手にストルザルカを送ります。
ところが、高知は無死3塁のチャンスを作り、森田がこの日2度目の犠牲フライでさらに1点を加えました。
大きく突き放された香川は5回、2死1, 3塁から岡村がセンター前にタイムリーを打ちますが、この回は1点どまり、相変わらず高知の大量リードです。
このあと両チーム無得点が続き、7回裏の攻撃前。KCBマンが盛り上げに出てきました。
その7回裏には、香川の3番手三木田が登板。ようやく大人しくなった高知打線を無失点で抑えます。
香川は最終回、1死1塁から古川が2ランを放ちますが、反撃はこれだけ。
最終スコア。13安打13得点と効率良い打線爆発で、高知が圧勝です。
ヒーローインタビュー。まずは猛打賞に2打点含めと大暴れのアンダーソン。
続いては勝利投手の岡部。独立リーグで完投はこれまで観たような気がしません。
既に消化試合ではありますが、マニーのいる前期は残り2試合。ホームでは日曜の最終戦のみです。高知の誰にとっても大事な、残り僅かな試合が続きます。