3月も終わりになり、高知もようやく春らしい部分が出てきました。そんな中、香南市では2ヶ所で季節の花のイベントが行われているので、出かけてきました。先に訪れたのは、今年で10回目となる「かがみ花フェスタ チューリップ祭り」です。
こちらは入口の看板なのですが、こーにゃんの扱いが……
さておき、チューリップ祭りの会場は、ごめん・なはり線の香我美駅のすぐ近く。料金100円の駐車場もあります。元は荒れ地だったところが公園として整備され、今や10周年を迎えるイベント会場になりました。
私も先月通りかかったのですが、まだ花は全然なかったので、それがこれだけ花盛りの場所になったというのは、驚きとともに感動です。
ちなみに、当時の会場を香我美駅から撮影したのは、こちらのエントリに掲載しています。
会場に入ると早速売店があります。飲食物はもちろん、鉢植えも売っています。ちなみにチューリップは入口で販売中です。
ステージもありましたが、私が訪れた時は特に予定もなかったようです。
ステージ横に飾られていたのは、なぜかバラのモニュメント。って、これモニュメントと呼ぶべきものでしょうか。よく分かりません。
場内には遊具もあって、子どもが遊べるようになっています。その横に何やらいるのですが、
恐竜の模型(?)でした。と思いきや、
恐竜というより、くくりとしては爬虫類だったようです。どうしてそうなったかは分かりませんが。
さてさて、園内は200種類を超えるチューリップが合わせて10万本ほど植えられているとのこと。品種によって見頃は違うのですが、この辺りは見事に咲き誇っています。
これ、球根の段階から品種が混ざらないよう、相当注意して植えないと、ここまでのものはできないんですよね。凄い(小学生並の感想)ぐらいしか言葉が出てきません。
香我美駅にしんたろう1号が到着しました。車内からも乗客が食い入るように花々を見つめています。そこまでの高さはありませんが、会場内にも展望台が設けられています。
展望台に登ってみました。会場の東側は、四つ葉のクローバーを模してチューリップが植えられています。
中央部には花時計やハートマークなど、いろいろ工夫されています。
会場の西側は、品種ごとに分けて花が植えられています。見頃を迎えたもの、まだ作気配も無さそうなもの、様々です。
中央にあった花の日時計。天気が良ければ、真ん中に立つと影で時間が分かるというものですが、あいにくの曇天です。案内の方のお話では、チューリップは晴れた時の方が花が良く開くそうなので、その点もちょっと残念でした。
会場の中央には、期間限定でトロッコ列車の運転があります。
こちらが機関車。実を言うと、ポスターで見たときにはもっと大きいものを想像していたのですが、実際見てみると、うしろの客車に人がまたがるサイズです。
トロッコ列車が通る花のトンネルです。列車は子どもたちには人気のようで、次から次へと乗客が来ていましたが、いい歳をしたおっさんが乗るのは、やはりためらわれました。
こちらは遊園地にある海賊船の小型版。こうやって子ども連れでも十分楽しめるものが揃っているのは良いですね。
さて、チューリップを見ていると、案内の人に呼び止められました。なんでも、きわめて珍しい花が現れたのだとか。このカジェット種の1輪なのですが、突然変異で2色に分かれた花が咲いたのだそうです。
それがこちら。本来ならクリーム色から徐々にピンクに変化するところ、ご覧の通り2色の花になっています。
これまで80万本以上のチューリップが咲いたところ、こういう突然変異が現れたのは、たった3輪だけとのころ。四国ではテレビのニュースでも取り上げられたそうです。園芸が趣味の方なら見逃せませんよ。
さて、200種類も花があれば、当然品種名もいろいろです。
中にはこんなものもあって、由来が非常に気になるわけです。
デイドリームとナイトクラブ。名前を意識して並べたのでしょうか。
著作権が心配になります。
昔日本ハムにこんな名前の外国人選手がいたのを思い出しました。そっちかよ、ってツッコまれそうな気もしますが。
外国人選手と言えばこちらも。あまりに阪神百貨店関連のイベントに出てくるので、一部では尼崎在住説も流れているそうですが。西宮ではなくて尼崎。
名前のイメージとはちょっと違う気がします。ただこうして背丈の低い花を見ると、福寿草のようでもあり、砂漠に咲く花という感じで、どこかロマンを感じます。
チューリップ祭りは4月上旬まで開催とのこと。具体的な日付は花の咲き方次第なのでしょうね。ともあれ、これから満開を迎える花もあります。まだまだ十二分に鑑賞できそうですし、お子様連れのお出かけには打ってつけではと思いますよ。
後篇は西川花祭りについて。下のリンク先から是非ご覧ください。