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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

【地域実習振り返りレポート】(13)ゆとりすとパークおおとよの課題探究(2016年5月14日・大豊町)

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 先週末の実習では大豊町の「ゆとりすとパークおおとよ」を訪問。パーク内の作業を体験するとともに、企画立案に必要な現地の状況把握と課題探究を行いました。

 

 

 2年生から3年生にかけての実習では、企画立案→試行→改善→事業計画策定→実施→結果の共有までのプロセスを学生全員が経験することになります。ただし当然ながら、事業を行う地域・事業地について、さらに抱えている課題を理解しておくことは大前提です。今回はその点に集中する実習を行いました。

 で、実際の作業なのですが、学部からの広報でまとめられています。ここで繰り返すのもどうかと思いますし、地域協働学部ウェブサイトの当該ページ(下記リンク先)をご覧いただければと思います。

 

www.kochi-rc.jp

 

 一方で、そもそも「『ゆとりすとパークおおとよ』ってどういうところ?」と思われる方も少なくないと思います。というわけで、今回は実習の合間に撮影した写真から、いくつかご紹介できればと思います。

 

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 正面のゲートから入ると、水の流れる庭園が広がります。折々の花を眺めながら、目の前の階段や、両脇にあるスロープを上がっていきます。

 

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 付近には発電用の風車が建っています。パーク自体も「風とあそぶ」がテーマになっています。

 

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 階段やスロープを上りきると、本部棟前の広場に出ます。左手にあるのが売店等の入る本部棟で、右側が温室です。本部棟の前ではゴムボールやバドミントンのセット等の貸し出しもあり、広場で遊ぶこともできます。

 さらに左手手前に見えるのは、園内の芝生を一周するハーブ列車の線路です。ただ肝心の車両を撮ってませんでした……こちらは次回以降の実習での課題ということで。

 

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 本部棟手前にある噴水。開園を控えて動きはじめました。

 

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 広場からは四国山地が一望できます。パークの標高は750メートル、季節によっては朝に雲海が立ち込めるほどです。

 

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 正面ゲートからのスロープ。決して短い坂道とは言えないので、途中休憩所が設けられています。

 

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 温室に入ってみました。こちらは花に限らず、さまざまな植物が植えられています。

 

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 こういう施設は天気が良い時に来るに限るのですが、あいにくの場合は、こちらでのんびりするのが良さそうですね。

 

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 本部棟からさらに上に上がってみました。奥の芝生にあるオブジェ風のものは、発電用風車の羽根だそうで、長さは25メートルあるとのこと。

 

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 本部棟の上にも芝生の広場が広がっています。

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 こちらでは「ポッカール」という遊具が貸し出されています。ご覧の通り、車輪が3つ一列に並んだもので、先程の芝生を駆け下って遊びます。

 

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 芝生の脇にある階段を上がった先にはドッグランが設けられています。パークでは愛犬家とワンちゃん向けのイベントがときどき行われていて、来月初めにも予定があるそうです。

■ 第5回スカイワンフェスタ(6/4(土)開催)(ゆとりすとパークおおとよ)

 

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 さら上がると、オートキャンプ場とコテージが整備されています。こちらで宿泊してバーベキューを楽しむ人もいれば、前日の夜から入り、早朝の雲海撮影に備える人もいるそうです。

 

 

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 コテージのすぐそばに迫る林。森林浴にも好都合ではあります。

 他にもいろいろポイントはあるのですが、それらはおいおいご紹介できると思います。もっとも、私があまり解説してしまうと、学生の課題探しのネタが無くなってしまうので、そこはさじ加減の難しいところではありますが(苦笑)

 ともあれ、こういう感じで、周囲の絶景と緑あふれる中でのいろんな体験が売りのパークなのですが、それだけにアクセス等の問題もあるのも事実。他にもいろいろあるはずのパークの課題を学生がどこまで洗い出せるか。その上で、それらの解決・緩和につながる企画を考え、実施することで、パークのみならず、事業地たる大豊町の活性化にどうつなげていくか。2年生たちの勝負は始まったばかりです。

 

 で、話は変わるのですが、そんな地域協働学部2年生がこのたびラジオに出演します。FM高知で毎週日曜日朝に放送中の「TheこうちユニバーシティCLUB」、22日の放送分に、学生団体「つなぎレンジャー」のメンバー5人が登場します。

 

www.kochi-rc.jp

 

 22日の放送をぜひ楽しみにしていただきたいのですが、当日聴けない方(実は私も……)でも、後日収録が本学ウェブサイトにアップされます。その時はまたご案内しますので、そちらはそちらでお待ちくださいね。