3連休最終日は高知球場でのダブルヘッダー観戦。もともとはナイターのみだったのですが、雨天中止の代替試合が昼に組まれたのです。対戦相手はどちらも香川オリーブガイナーズ、まずは第1試合の模様を。
本日のスタメン。このところスタメンから外れることもあった河田、今日は8番で出場です。
始球式を務めるゲストはアメリカからやって来ました。バトル選手のガールフレンドだそうです。このグローバルな身内感、上手く言えばグローカルさが独立リーグです。
高知先発は松本。毎回走者を出しながら、ホームには還さない粘りの投球です。
香川の先発は間曽。初回2死から2塁打を打たれたものの、こちらも連打は許しません。
2回裏、高知は先頭の中村がストレートの四球で出塁します。
この場面、彼女の前で良いところを見せたかったバトルでしたが、打ち気にはやってしまったか三球三振。
試合に戻ると、この後内野ゴロの間に1塁走者が進塁すると、8番河田が左中間に3塁打!鬱憤を晴らすかのような打撃で、高知が先制します。
3回には中村のタイムリーで1点を追加。塁上を賑わせながらあと一本が出ない香川とは対照的に、少ないヒットで点をもぎ取ります。
その後試合は膠着。2打席目には2死2, 3塁のチャンスでバトルに打席が回りましたが、無念のサードゴロ。
試合が再び動いたのは6回。2死2塁から板倉がライトオーバーの2塁打で1点を返します。ここで畳みかけたかった香川ですが、松本が追加点を許しません。
6回裏、何とか結果を出したいバトルでしたが、3打席目は投球に恵まれず、結局四球。その後途中交代の憂き目にあいました。
直後、松本はまたもピンチを招きます。2死から連打と四球で2死満塁、しかも打者は4番宗雪。絶体絶命の場面でしたがここで踏ん張り、宗雪を内野フライに打ち取って危機回避。これが両チームの明暗を分けます。
8回、高知は嘉数を投入。勝ちパターンの継投で逃げ切りを図ると、嘉数はご期待通りの三者凡退で早々に出番を終えます。
そしてその裏、2死走者なしからザックがライトオーバーのソロアーチで待望の藁焼きたたき抽選プレゼントのチャンスを叩き出します。ついでに高知には1点が入ります。
さらに中村が四球で出塁すると、盗塁と暴投で3塁に進み、バトルと交代していた宮下のタイムリーでダメ押しの4点目を奪いました。
9回は守護神(もうそう呼んでも良いでしょう)平良がマウンドに立ちはだかります。
平良も三者凡退の快投で、高知がそのまま勝利!
今季調子の上がらない香川からきっちり勝ち星を取り、勝率を5割に戻しました。
最終スコア。得点と安打数を見ると、実に対照的と言うべき結果です。
ヒーローインタビューに呼ばれたのは河田(左)と松本(右)。河田はこれを機会に勢いをつけてほしいところ。
松本は3勝目。打線の援護の問題か、防御率の割に勝ち星を伸ばせていないのは残念ですが、調子は悪くないはずで、まずはローテーションを守り切れるところをアピールしてほしいですね。
このあと18時からは第2試合。こちらの模様は別エントリで。