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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(58)葛島橋東詰駅(とさでん交通後免線)

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 高知市内の大通りに別れを告げた後免線が国分川の鉄橋を渡り、すぐに入るのが葛島橋東詰駅です。

 

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 路面電車には珍しい、遮断機付きの踏切。鉄橋を挟んで東西にあるそんな踏切を越えて、電車が駅にやって来ました。

 

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 電車が去り、遮断機が開いた後の駅。ここからは路面ではなく専用の軌道や道端を走るのですが、駅は路面のものと変わらないスタイルです。

 

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 駅を後免方面に出ると、すぐさま急なS字カーブが待ち構えています。これを曲がりきると、終点まで国道195号線のそばを沿って走るようになります。

 

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 その国道195号線は土佐電の線路の北側、国分川をコンクリートの橋で渡っています。

 

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 橋のたもとから眺める高知市街地。いくつもの川が合流し、いかにも都市部の川の下流域という光景です。

 

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 そんな川を渡っていく電車。これから高知の中心街を横断していきます。

 

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 ふたたび無人となった駅。雨の昼下がり、聞こえるのは車の走行音と、鳥の羽音ぐらいです。

 

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 駅の南側に出ると、川への降り口、その奥には南国バイパスの橋が架かっています。そのさらに向こうまで行けば、高知港が見渡せます。

 

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 橋と踏切を隔てた高知市中心部のすぐ手前、葛島橋東詰駅。

 

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 急坂を上って電車がやって来ました。ここから長躯して、終点伊野までを走り抜けます。