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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

ラバー・ダック、春の狭山池に現る(その2)

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 「その1」でも書きましたが、アヒルちゃんがぷかぷかしているのは狭山池博物館と大阪狭山市の郷土資料館の近く。両者は同じ建物で同居しているのですが、これが建築としてかなりキているというので、観てきました。

 

 

  ちなみに「その1」はコチラ。

3710920269.hatenablog.jp

 

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 ゆるいスロープを下ったところを曲がると、博物館本館が見えます。この中に築造以来の狭山池の堤から切り取った断面が保存されています。

 

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 博物館の入口に行くには、いったんこの階段を下りる必要があります。博物館手前の人工池から、水が滝になって落ちています。コンセプトは正直なところ分かりませんが、凝った造りなぐらいは分かります。

 

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 階段を降りてきました。入口はこの奥にあります。

 

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 左右の通路は右側通行を想定、入口へは右手の通路を通っていくようです。

 

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 一通り通路を歩き、先程降りた階段を振り返ってみました。

 

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 さらに進むと、円形の空間が現れました。壁に沿って階段とスロープがあり、これを上って入口に向かうことになります。

 

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 階段なりスロープなりを上がり、ようやく博物館の入口までやって来ました。

 アップダウン含めて直線距離以上に距離があり、かつ途中はコンクリ打ちっ放しと水だけの超現代的な空間に支配されていたもので正直戸惑いましたが、なんか謂れはあるのでしょう。

 あ、ちなみに入館料は無料です。

 

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 博物館は実際に来てみていただくとして、出てきました。わずかに草木が見える以外は、コンクリートに支配された空間です。

 

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 博物館入口付近。左手が入口です。上に延びているのは入口の屋根ということなのでしょうか。

 

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 反対側から撮ってみました。時勢とデザインからしたら、博物館の南面の壁にソーラーパネルを貼り付けたくなってきます。

 

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 狭山池に戻る途中にあった空間。地面より掘り下げられたコンクリートの世界にいると、自然界への希求が否応なく増してきます。まさかそれがこの建物の狙いではないのでしょうが……

 

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 ようやく元の世界に戻ってきました。土手から覗けるのは目玉焼きの黄身ではなくてアヒルちゃんの頭。ホッとした気分です。

 

(参考) 大阪府立狭山池博物館