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【土佐のおきゃく2016】野球で交流!高知ファイティングドッグス対四国銀行観戦記

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 待ちに待った土佐のおきゃく2016がいよいよスタート。初日は高知市野球場での高知県野球頂上決戦です。この日は午前に軟式の試合も行われましたが、そちらはあらためてエントリを起こさせていただくこととして、今回は午後の試合、高知ファイティングドッグス四国銀行の試合をレポートします。

 

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 試合前の練習、新任の勝呂コーチがノックバットを振るいます。

 練習後には、高知競馬場横で開催中のハッピードリームサーカスのメンバーが登場。試合前イベントとして、フラフープ、火炎放射、軟体芸(コントーション)、クラウン(ピエロ)のパフォーマンスが行われました。

 

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 同時に。

 

 一度にやられると、何に集中して盛り上がっていいか分からず、観客も戸惑っていた感はありました。とりあえず見て分かりやすい火炎放射には拍手が聴こえましたが。

 

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 スタンドがそれならば、かどうかはわかりませんが、クラウンはベンチを標的に。四国銀行の選手をいじっていました。

 

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 続いては、火炎放射のガソリンの臭いの残るグランドで、四国銀行取締役のご挨拶。

 

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 続いては両チームの記念撮影。

 

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 さらにはファイティングドッグスのチーム写真撮影。ただネットのせいで写真が粗くなってしまったのは済みません。いずれ本式の写真が公式サイトかどこかで公開されると思うので(人任せ

 

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 四国銀行取締役と駒田監督による始球式に続いて、いよいよ試合開始です。

 

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 本日のスタメン。ちなみに四銀の選手が打席に入る時は、背番号に続いて勤務先も紹介していました。「○番 ファースト△△ 背番号XX ◎◎支店」という感じです。ホークスの主催試合で出身県を紹介するのを連想した、という話も。「□□県出身佐渡ヶ嶽部屋」みたいな。

 

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 高知の先発松本英。初回2死を取ったまでは良かったのですが、そこから連続ヒットでピンチを作ります。

 

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 ここで5番山中の放ったゴロが二遊間奥深くに転がります。ショート西本が処理に手間取る間に2塁走者平山が一気に本塁を突いて生還。四国銀行が好プレーで先制します。

 

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 その四銀の先発投手は岸本。初回に連続死球をやらかしましたが、その後は抑えて2回無失点です。

 

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 3回には早くも2番手亀岡が登板。できるだけ多くの選手を試したいということでしょうね。

 

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 ところが、その亀岡は先頭松岡にヒット、打順トップに返って大城に四球でいきなり苦しい場面を作ります。その後併殺で2死3塁としたものの、3番山下のタイムリーで高知が追いつきました。

 

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 しかし、せっかく追いついた後の松本英もピリッとしません。先頭山中にヒットをゆるし、國澤に送られると平瀬にセンターオーバーの3塁打を打たれ、再びリードを与えてしまいます。

 

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 1点ビハインドで5回からは嘉数が登板。5回を四者凡退に抑え、反撃を待ちます。

 

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 5回終了後のイベントは、四国銀行グッズとハッピードリームサーカスのチケットの抽選回です。

 ただ私は1番違いで外れ(涙)あのグッズをもらうのに、いくら預金なりローンを組めばいいのやら……

 

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 6回、嘉数が表を四者凡退で抑えた裏、3番手政岡が登板しました。

 ところが、ここで四銀に痛いプレーが相次ぎます。先頭山下が2塁打を放つと、河田が四球で無死1, 2塁。続く香川はフライアウトに抑え、続く西本はセカンドゴロ。ところがセカンドが捕球後送球先に迷ってしまいます。その間に山下が本塁を突くと、これに気づいてバックホームしますが、これが逸れて山下は生還、同点とします。

 さらに、直後の祐人が放ったピッチャーゴロを政岡が悪送球。これで河田も還ってファイティングドッグスが勝ち越し。四銀は何でもない内野ゴロ2つで逆転されてしまいました。

 ちなみに、この間私はというと、配られたジェット風船を早くから膨らませてしまい、カメラが操れないという痛恨のミス。「ジェット風船は7回表2アウトから膨らませろ」が鉄則なのですが、久々のことですっかり忘れていました。四銀ともども、これがシーズン中だったらと思うと、ぞっとする話です。

 

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 ファイティングドッグス、7回からは三番手として秋山が登板。四銀を三者凡退に抑え、流れを渡しません。

 

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 その裏、四銀の四番手にはルーキー大田が登板。こちらはヒットは出すものの、結果3人で抑えます。

 しかし、新人ってことは四月入社だと思うのですが、既に野球部でプレーできるんですね。よくよく考えると面白いことです。

 

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 8回からは高知の四番手に平良が登板。この回四球は出しましたが、その後は併殺で仕留めて無失点。

 

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 一方の四銀は五番手となる菊池大が登板、三者凡退で抑えて1点差のまま9回に入ります。

 

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 その9回は平良が続投。味方のエラーもありましたがすぐさま併殺で抑え、高知が1点差で逃げ切りました。

 

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 こちらが最終スコア。こうして見ると、高知が勝ちを拾い、四銀は勝てる試合を自ら落とした感が強いです。宿命のライバルJR四国に加えて、最近は松山フェニックスも脅威なだけに、都市対抗や日本選手権を考えると、これは悩ましい結果です。

 

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 ヒーローインタビューは、一時同点となるタイムリーを放ち、その後再度同点のホームを踏んだ山下でした。

 

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 続いては両チーム主将による決意表明。四銀の主将は小林。とりあえず、今日の結果を踏まえて守備練習頑張ってください、皆さん本当に。

 

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 続いてはファイティングドッグス河田主将。チームにとってもそうですが、本人にとっても大事なシーズンです。NPBMLBへの扉をこじ開けられるか、注目です。