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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

ごめん・なはり線でホビートレインに乗ってきました(下)

 安芸で再びホビートレインに乗り、奈半利を目指します。

 

 安芸から奈半利までは停車駅なし。とはいえ、行き違いや信号の都合でちょこちょこと停まりながら、ホビートレインは走ります。

 

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 日差しは遮るもののない海岸線に、ますます強く照り付けます。

 

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 この海の対岸は、台湾か、インドネシアか、はたまたオーストラリアか。

 そして列車はそんな海岸線と別れると、トンネルをくぐり、街を抜け、長い鉄橋を渡って、終点奈半利に着きました。

 

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 奈半利駅に着いたホビートレイン。

 

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 まずは一仕事終えた新幹線。ただし停車時間は10分ちょっと、その後は折り返しで夜須へと向かいます。

 

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 で、折り返しの列車にも乗車します。

 今がだいたいお昼時。停車時間中に、駅舎内の地場産品のお店でお寿司のミニセットを買いました。巻きずしに田舎寿司、鯖寿司に羊羹までついて250円!お寿司に羊羹というと意外感がありますが、皿鉢料理でも付いてくることが結構あるみたいですし、ある意味土佐を感じる取り合わせです。

 

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 ホビートレインは安芸、和食(「わしょく」ではありません)から終点夜須に到着しました。ここから今度は安芸まで引き返すのですが、安芸は先程歩いたばかりです。

 なので、ここからいったん別行動にしました。夜須駅周辺を歩いた後、高知行きの快速列車に乗って、次のあかおかへ向かいます。ここで「中日そば」という料理を食べてみたのですが、この話はまた機会があれば。

 

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 あかおかからホビートレインが大気中の安芸へ。ちなみに、先程の列車もこの列車もごめん・なはり線の主力車両なんですが、ホビートレインの新幹線より最高速度は速いです。

 

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 さて、安芸ではホビートレインが出発準備中。再び奈半利行として走るべく、車庫から引き上げ線に入っていきました。

 

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 ホビートレインをアップで。

 

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 引き上げ線からホームに向かうホビートレイン。

 

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 安芸駅2番ホームに入線。徐々に乗客も増えています。ここから奈半利に向かった後、最後は高知に戻るのですが、この間の車窓は変わらないので省略(笑)

 ちなみに、奈半利からはイベント系の乗客もいたためか、座席はほぼ埋まる賑わいでした。これが都会の鉄道イベントだと立席の乗客もいっぱいになるんでしょうが、流石にそこまでにはならないのが地方の良いところでもあり、残念なところでもあり。

 

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 というわけで、一気に進んで終点の高知着。9時前から17時頃まで行ったり来たりの旅でした。

 

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 数分ほど高知駅に停まった後、運転所に向けて発車したホビートレイン。これで本日の業務は終了、お疲れ様でした!

 

 

【おまけ】

 

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 こちらがホビートレインの元となった車両、国鉄(!)キハ32系です。

 国鉄の末期も末期、レールバスがもてはやされた時代にできた、小型軽量安価がウリの車両、正直言って新幹線とは一番遠い形式な気がします。