なぜか当ブログで一二を争う人気エントリがファイティングドッグス対福岡ソフトバンクホークス三軍の定期交流戦。今月も高知球場で開催とのことで、行ってまいりました。
本日のスタメン。ちなみに登録メンバー表を頂いたのですが、ホークスの三軍はほとんどが育成選手、しかも人数を絞り込んでいて、内野登録は4人、外野はなんと2人しかいませんでした。
本日の高知の先発は松本。藤川球児という先発の絶対的な軸がいる間に成長してほしい先発の1人です。
ところが、初回いきなり先頭の古澤に2塁打を打たれ、大滝の三塁側への送りバントの処理に手間取りオールセーフ、そして栗原に犠牲フライを打たれて早速1点献上。嫌な流れになりそうでしたが、後続は抑えてさらなる失点は免れます。
一方ホークスの先発は育成の石川。
ところが、こちらは先頭の西本にいきなりぶつけると、続く中村の当たりをサード勧野が大悪送球。ボールが転々とする間に西本はホームまで還ってしまいました。一方の中村はサードまで達し、ノーヒットで同点、しかも無死3塁のチャンスまで貰います。
この後イニング2つ目のデッドボールが出ると、アブレイユが犠牲フライを放って2点目。ファイティングドッグス、1本のヒットもなしに逆転です。
初回だけ見れば、はたしてどうなることかというドタバタ展開。しかし2回以降、試合の流れはぱったりと止まってしまいます。走者が出ないではないのですがもう一本が続かなかったり、間一髪アウトというプレーがあったりで両チーム点が取れません。ちなみに、こちらはそんなきわどいプレーでのアウト判定に抗議する弘田監督。抗議するシーンを見ること自体初めてな気がします。
5回終了後の抽選会。この日はバリスタセット(だったっけ)や自走式ミニクリーナーなど結構豪華でした。数も多かったですし。
その後も両チーム無得点が続きます。7回表には1死2, 3塁で外野フライというほぼ同点確実の場面が出ますが、ライト河田が強肩を見せホーム突入を阻止、ファイティングドッグスが1点リードを死守しました。余談ですが、このジェット風船はスポンサー様からタダでもらえます。
8回裏、ホークスはここまで踏ん張ってきた石川に代えて斉藤を2番手に送ります。
斉藤は先頭打者ヒットに続いて送りバントで1死2塁の場面を作ってしまい、伊藤に交代。ただその伊藤が後を抑えて失点は許さず、1点差のまま最終回に入ります。
最終回を任されたのはジェイソン。さっそく先頭打者を出塁させて劇場開始と思いきや、直後にファースト直送のライナーが出て1塁走者が戻れずらくらく2アウト。
そしてその後も呆気なく抑えて逃げ切り成功。
試合後の挨拶に登場したファイティングドッグスの面々。この期に及んで4連勝です!
ヒーローインタビューに登場したのは先発で好投した松本。
そして決勝打を放ったアブレイユ。♪君なら勝利をつかめるさ~、の方ではなくて、元西武のアブレイユです。
最終スコア。スミ1対スミ2の争いでしたが、とにもかくにも、もう見られないかもと思っていたファイティングドッグスの勝ち試合をやっと見ることができて本当に良かったです。
もっとも、欲を言えば、最近テストに合格したブルキナファソ初のプロ野球選手、ラシィナが見たかったところ。ただ、これは今後の楽しみということで。
おまけ。高知市野球場のスコアボードには球速表示がないのですが、ファイティングドッグスの試合ではバックネット裏に小さなデジタル表示が出ます。気になる方はバックネット裏近辺に席を取るか、自分でスピードガンを持って来ましょう。