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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

北川村夏紀行(2)モネの庭マルモッタン・風の丘と光の庭篇

 水の庭から先に進むと、こんな看板を見つけました。

 

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 展望台まで1キロとは言いませんが、結構な距離の登り坂があるようです。とはいえ、せっかくここまで来たのだからと、目指してみることにしました。

 

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 幾重にも折れる坂を上がっていくと、展望台に登る前から結構な景色です。夏の日にこの天気、日差しの強さは伝わるかと思いますし、確かに暑いのは暑いです。ただ日陰に入ると気温がだいぶ違いますし、時折信じられないほど涼しい風が吹いてくるので、外歩きが意外と苦にならないんですよ。

 

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 さらに歩いて、ようやく展望台に到着しました。

 

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 眼下にさらに広がる太平洋。こんなフランスもあったもんなんですねぇ。

 

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 振り返ると、駐車場と入場ゲートが。こんなに登ってきたんですね。

 

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 さて、展望台は展望台だけなので早々に降りるとして、帰りは別の道を歩いていくと、光の庭にたどり着きました。

 

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 水の庭と同じようにモネの絵が掲げられているようですが、こちらは絵の中と風景がいささか違うようです。もっとも、別の季節にはもっと似通ってくるのかも知れませんが。

 

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 こちらはモネが旅した地中海と高知の植栽を合わせつつ、周辺を借景にすることで、他にどこにもないモネの庭園として作り上げられているのだとか。

 

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 それがモネの庭園なのかどうかと言われると、私にはいまいち分かりません。ただ「どこ」という特定が難しい不思議な風景が目の前に広がっているのを見ると、あまり深く考えることもないか、とすら思えてきます。

 

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 少なくとも、花々の間を飛び回る蝶にとっては、何だろうが安らげる場所があれば良いという話です。

 

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 ちなみに、ここまで庭園の話ばかり書いてきましたが、光の庭の近くにはフィールドアスレチックの設備もいくつかあります。

 ただし、基本は子ども向けだと思った方が良いです。このスロープ、試しに登ってみたら、綱も何もなくても普通にてっぺんまで登れてしまいました。むしろ降りる時の方が面倒だったり。